生きる術
2016年 06月 20日
その記事を読んだ師匠であるわごいち院長に、
(お祝いされることに慣れずにぎこちない院長)
「わごいちとカフェバー、順番が逆だったらどうだったんだろう?」と聞かれ、考えてみました。
答えは簡単なんだけれど・・・
「なぜか。」
これを説明するのは難しい。
「なぜか。」
これを説明するのは難しい。
答えは、順番が逆でも今と同じ。
二十歳の私ではあまりに未熟過ぎてわごいちを一度去り、その後にカフェバーで働いたとしても、いつになっても必ず再びわごいちの門を叩き、「弟子入りさせて下さい。」と言います。
カフェバーでの日々は、出勤して掃除に始まり、賄いはマスターと同じものを食べ、仕事後に外で食事をするときは私の分もお代を支払っていただき、今の弟子生活とかなり近かったのですが、私が線を引いていたんだと思います。
あくまで、「マスターの生きていく為のお手伝いとして私を使ってもらっている。」と思っていました。
私が居ても居なくてもマスターが居る限りお店はちゃんと生き続ける、私の代わりになる人はいくらでもいる。
唯一このお店で自分の居場所を見つけるとしたら、マスターを妻として支えることしかないんじゃないか‥
そんな事を考えたけれど、結局はお給料をいただいているからには私のできる範囲の事は何でもやります!という中途半端な気持ちで、できないことはできないまま働いていました。
だからこそ、勝手に自分の中に縛りを作ってしまったのだと思います。マスターのルールブックに従わなければ、ここでは働いていてはいけないと。
私にとって仕事は、"自分の人生を使って私だからできることを一生かけて果たす"というものだと思っています。
カフェバーでの日々は、私に"その場所のルールを守る方法"については学びをもらいましたが、"その場所でルールを作る方法"は教えられませんでした。そう思ったから去る決意をしたんだと思います。
正直、楽しかったし面白かった。でも、「ここじゃ私は此処までしか進めない。」そう思ったのです。
一つの生き方として、誰かのルールに従ってその中で時には納得いかず反発しながら、結局流されているように変わらず生き続ける。
その"楽"を取る代償に限られた範囲の自由がある人生を生きる‥
けれど、私のおなかの底が叫びました。
「だめだ、それじゃ‥。私は変わりたいんだ!!!」
私は、
"自分の足で自分の人生を生きる術を学びたい"
と、思っていたのだと思います。
こうして出会ったわごいちで、私は今を生きています。
(紙鳶さんチョイスのワインにピースサインの院長)
甘えは自分を腐らせ人を失望させ、
自分の人生を台無しにする。
不出来は落ち度にあらず、不出来は己の可能性と知れ。
自分の命をどう使うかどう生かすか、
それだけをまっすぐひたすらに考え続けよ。
2年ほど前、まだ甘えが抜けない私に、師匠は書にしてくださいました。
"楽"に逃げて今が良ければいいと何となく自分でも気付かない間に流されていました。それでも生きれる道はあるから。
人生ではじめて師匠に出会った日。出会って2時間しか経っていない私に言われた言葉…
「でも、"今が楽しければ良い"でそのまま一生を生き続けていくことはできないよね。」
「でも、"今が楽しければ良い"でそのまま一生を生き続けていくことはできないよね。」
(お祝いだもの、お肉もいただきます!)
この言葉によって私は「ここだ!」と、師匠を心底信頼して丸裸になる覚悟を決めたんだと思います。
44歳おめでとうございます!院長。
弟子入りして10年。これまでに、いただいた教えをしっかりおなかに落とし込んで参ります。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
弟子入りして10年。これまでに、いただいた教えをしっかりおなかに落とし込んで参ります。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
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池田参尽
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by wago-ichi
| 2016-06-20 13:06
| 師匠・弟子