肋骨と胃下垂の関係
2016年 10月 01日
先日の記事で「猫背になる理由」をお話しました。
では、実際にわごいちではこの「猫背」を改善するべく、何を行っているのでしょうか。
今日は、そこをお話しましょう。
まず、こちらをご覧下さい。
↓↓↓
↓↓↓
昨日のイラストですね。胃下垂が内側から筋肉をひっぱり「猫背」を作っているの図。
肋骨が狭く、その分下腹がぽっこりと出ている。
そして、「猫背」を正そうとするけれど、
↓↓↓
・ ・ ・ ・ ・。
肋骨が狭い状態でいくら「猫背」の姿勢を良くしようとしても、胃は下がったまんま。
この下がった胃に引っ張られ無理やり正した姿勢も長続きはしないのです。
前回お話した通りこの肋骨の狭さが姿勢の悪さを生み出し「猫背」となります。
なので、この肋骨をなんとかしないと、真の「猫背」の改善はあり得ません。
そこで実際に、わごいちでは何をするのかと言うと…
肋骨を広げて胃を上げる。
胃がちゃんと元の位置に帰って来れるように肋骨を広げ、そのスペースへ"にょーん"と下がった胃を戻して行くのです。
内臓は動くとは言っても長年の生活習慣で作られた胃下垂は、骨と筋肉が癒着し硬く締まった肋骨と、胃と腸の癒着によって引き起こされているなかなか頑固なもの。
それぞれの癒着が胃が元の位置に上がることを邪魔しています。
それぞれの癒着が胃が元の位置に上がることを邪魔しています。
この内臓の移動を妨げる肋骨と筋肉の癒着、そしておなかの癒着、これらをはがすというのは、少々難しい技術です。
おそらく、わごいちにしかない門外不出の技術でしょう。
そしてもう一つ、広い日本と言えど、わごいちでしかやっていないことがあります。
それは、ハート呼吸です。
再び元の状態へと肋骨が絞まって、固まってしまわないように、このハート呼吸を毎日行い、肋骨の広がりをキープしておくのです。同時に、この呼吸によって内側から胃を引き上げる力をつけていく。
外側を固めて無理やり姿勢を正すのではなく、内側から改善に取り組む。
これがあるから、わごいちでは「猫背」の改善が可能なのです。
肋骨を広げてできたスペースに、胃を上げ正しい位置へと戻して「猫背」と「胃下垂」、両方合わせて解決しちゃうって訳です。
実は、わごいちの施術ではとても物理的な事をしているのです。
池田参尽
wago-ichi◆excite.co.jp(ファンメール送り先)※◆を@に変換して送信下さい。
<私たちの活動 ↓↓↓クリック↓↓↓>
◆整体院「わごいち」
◆腹育道場「千照館」
◆FB「お腹元気サミット」
by wago-ichi
| 2016-10-01 07:55
| 症例・筋骨格系