人気ブログランキング | 話題のタグを見る

天井ツギハギ



移転から4年が過ぎて、わごいちの天井がベロンとめくれる箇所が出てきてしまいました。

天井ツギハギ_a0352194_16243328.jpg



そんな先日は、久しぶりにみんなでプチ改装。



この天井の和紙は、和紙と和紙の間に砕いた炭をサンドイッチしているものです。

除湿、消臭、浄化、マイナスイオン効果…と、炭の力全開です!!


こと赤畳のところの天井は窓際で洗濯物干場でもあるので、除湿に関してはめいっぱいお仕事してくれていたのでしょう。



窓に近い部分が、特にベロンと剥がれが強かったです。


今や製造されていない、この炭サンド和紙。
もうわごいちにある分しかないわけですから、大事にリサイクル。


剥がして、小さくカットして、タイルのように張り直したら・・・


天井ツギハギ_a0352194_16322865.jpg


「更に、スタイリッシュにお洒落感がアップしたー!」と、みんなで自負しておりました。


こうやって、剥がして切って張って…と簡単には行かないのが人の体、とも言えなくなってきた近頃。


痛い部分を切って、悪い部分を取って、繋ぎ合わせて…、医療技術は進み、体の表面の皮膚から中は骨、内臓まで。
実際にあらゆる部位で、複雑な手術が可能になってきました。

「日帰り手術」という言葉も言われるように‥。


それでも、後になって現れる不調に苦しむ方がいらっしゃるのも事実。


「切って張って、今すぐ楽に!!」と、いう方法を取らなくても、時間はかかるけれど、細胞が生まれ変わり…を繰返し繰返し、じっくりと傷を治し癒していく、本来はその力が体にはあると言います。


また、複雑骨折などは直ぐに手術をすることで、もとの形に近づけ治癒を助けてあげ、そこから時間をかけて、本来の機能を取り戻せるように諦めない力も、体にはきっとあります。

まったく元通り!とは行かなくても。




天井ツギハギ_a0352194_16350405.jpg

改めて体の持つ力と、まだ見ぬ可能性を、このツギハギの天井を見ながら思いました。



この天井の炭和紙のように、体はリサイクルは出来ないけれど、常に細胞は生まれて死んでを繰返し、今日を生きようと精一杯頑張ってくれている。


その体と毎日勝負をする場所に、私はいる。





まだまだ体の力に驚かされることに出会うんだろうな…。

見えるもので解ったつもらりになっちゃあ、だめ。


まだ見ぬ知らない事は、山積みです。














池田参尽
wago-ichi◆excite.co.jp(ファンメール送り先)
※◆を@に変換して送信下さい。

<私たちの活動 ↓↓↓クリック↓↓↓>
◆整体院「わごいち」
◆腹育道場「千照館」
◆FB「お腹元気サミット」

by wago-ichi | 2016-11-28 16:33 | わごいちの日常

「ハラ揉みわごいち」公式ホームページ https://www.wagoichi.com/


by wago-ichi
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31