和合一致



難波神社の鳥居の下で


今日は、父の一周忌の法要で、私参尽はお休みをいただいています。


慌ただしい師走にお休みをいただき、本当に有難いことです。
父の「院長、迷惑かけてすんません。」という顔が浮かぶようです。

私が、そうして想像できる父の姿を尊敬するようになったのは、父が亡くなってからです。
本当に、お恥ずかしながら。
生きている間に受けれたはずの父の人としての教えに、他でもない私が貸す耳を持たなかったのです。
家族でありながら、家族であることが当たり前と思っていて、父のことをちゃんと見ていなかったなぁ。

家の中では、「お父さん」。父は絵に描いたように「お父さん」だったから。


大好きな大好きな「お父さん」だったのです。

一人の、自分の仕事に誇りを持つ職人としての、誰にも負けない植木職人としての、仕事に向き合う父の姿には、私が目を向けれていなかった。死ぬまで。
いっぱい喋ってたのになぁ。いっぱい一緒に笑ってたのになぁ。
怒られたこともいっぱいいっぱいあった。でも、それは「お父さん」の顔してるとき。
一人の人間として注意されることには、私がはぐらかしてばかりいた気がする。


父の大好物だった、お善哉。

先月、難波神社で近所の方々に振舞われた際のこと。


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その日は、秋の収穫に感謝する火焚祭の日でした。

我が家のしきたりで、命日までの一年は、神棚には和紙を掛けて隠し、神社の鳥居はくぐらないという決まりだったので、毎朝の難波神社さんへのお参りも鳥居の外から手を合わせていました。

そんな最中の事だったから、この火焚祭のときも鳥居はくぐれないので、行って来て下さいとお二人に伝えると、



「待っとき。」と師匠。


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外で待っていると…


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師匠と紙鳶さんが、お善哉を運んで来てくれて、鳥居下で一緒にいただくことができました。


これ、普通にしてくれるて何てこと…。

こういう時に改めて思います。普通の会社じゃありえないことだよね、こういうこと。
そうなんだ、師匠に弟子入りした時から、私たちは家族になったんだ。

本当の赤の他人が、わごいちという場を通じて家族になってるんだ、ということに改めて気付かされます。


「家族」て、一緒に過ごしていれば勝手に出来上がるものだと思っていたけれど、そうじゃないんです。

家族になろうと思うなら、それぞれの役目を担い、役割に付かないといけないんだということを知りました。

格好ばっかりつけて、自分の中身の格好悪さを隠そうとしていたら、いつまでも信頼関係なんて作れない。

自分から自分を見せないようにしているせいで、深くなる互いの溝に、「何か信用出来ない。」と、勝手に相手に疑念を抱いて…。
他でもない、まず自分が、自分可愛さに傷付きたくなくて、相手に飛び込む覚悟が出来ないだけ。

そのくせ、甘えることだけは一丁前でした。




今の世は、夫婦になっても顔色を伺いあって、互いに言いたいことを飲み込んで我慢ばかり。本気でハラの底からの思いをぶつけ合えず、絆を深めて行けない人たちが多いと聞きます。

親には好かれたいからと、親の前では素直なイイ子。親の目の届かない所では、うっぷんを晴らすように、人を傷付け悪さをする子が多いと言います。

それで、何十年と時を過ごしても、果たして家族愛は深まるんだろうか。。。

と、言いつつ私は…
家族の一員としての役目を果たしていただろうか?
父と母の娘としての役割を解っていただろうか?そもそも考えていただろうか?

自分の権利だけは堂々と掲げて、甘さに甘え、好き勝手にやって来たと思う。



成人を過ぎてからも、ずっと。

それをまた繰り返すように、これまでわごいちという屋根の下を過ごしてきたと思う。

25年間の生き方をそのままわごいちに持ってきて、立場をわきまえず、「私はワタシ。」とやってきた、これまで。そのことに気付くのに10年も経っていた。


この日の難波神社のお善哉は、私にとって忘れられない味。
わごいちという一つの家族であることを改めて嚙みしめた味。
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このお善哉を見たら、この日鳥居の下で立ったまま、師匠と紙鳶さんと一緒にいただいた事を思い出して、その時の自分をもう一回見直そう。



何度も何度も繰り返そう。

なぜなら、またきっと忘れてしまうから。



今日の日に、お休みをいただけることに感謝しかできずにいます。
せめて、これが当たり前ではないことを肝に銘じて。


「親しき仲にも礼儀あり」

その礼を尽くせないと端から諦め、親しき仲になることを躊躇し、自分が変われないまま、時間だけを過ぎ去らせてしまわないように。


相手のことを思い、何をするべきか。
役割を見つけ、自分の役目を果す。


私は、もう一つの家族のもとで。








池田参尽
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by wago-ichi | 2016-12-11 08:04 | 師匠・弟子 | Comments(0)
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