腸とキウイフルーツ
2017年 11月 27日
山盛りのキウイフルーツ!!
80歳過ぎのこじはるさんにいただきました。
「こんなにたくさん…!!」と、驚くている私に、
「私は、キウイフルーツの匂いを嗅いだだけで気分が悪くなってしまうから。」とおっしゃいました。
この所、"果物アレルギー"という言葉も巷でよく聞くようになりました。
また、アレルギーとまではひどくはないにしても、人それぞれによって、体が食べたものを処理分解するのに、得意不得意なことはあるのだと思います。
私たち人間も動物です。自分の体にとって食べて良いかどうかを、まずは鼻で嗅ぎ分けます。
そうしておなかの中に入れて大丈夫なのかどうかを判断し、自分の身を守っているのです。
鼻の次は舌。舌がビリビリする、異常な苦味を感じる、変な味がする…
こうして飲み込んで体内に入れてしまわないようにしています。
それでも飲み込んでしまったら、次は門番である胃が、嘔吐して内容物を吐き出させます。
この鼻・舌・胃が、3つのセンサーで吸収の役割をする腸や解毒の役割を担う肝臓に、できるだけ負担をかけないように守っているのですね。
万人にとって良くないものもあれば、その人にとっては悪いものもある。
また、その時の体調など体の状態によっては以前は平気だったものに違和感を感じることもあります。
その感度をしっかりと養っておけば、それは自分で自分のおなかを守ることに繋がります。
それぞれに違ったおなかの中、表示や人任せにしていては、時に自分のおなかに負担をかけてしまうこともあります…。
・・・と、いう私はキウイフルーツも大好きです!!
沢山いただいたのでお稽古にいらした千照館の会員さんに持って帰っていただきました。
沢山いただき、ほんとうに有難うございます。
池田参尽
by wago-ichi
| 2017-11-27 17:37
| わごいちの日常