和合一致



カテゴリ:症例・筋骨格系( 10 )


わごいちのガングリオンの対処法


「ガングリオン」という言葉を聞いたことはありますか?

ガングリオンとは袋の中にゼリー状のものが溜まってできた良性の腫瘍と言われています。コブのようなしこりで弾力がありお菓子のグミのような感触で、大きさは様々。関節部付近にできることが多く、とくによく見られる場所は手首や足首です。


出来る原因は医学的にはっきりとわかっていないようですが、関節付近にできることが多いので関節包(関節を包む膜)の中で潤滑油の役割をしている関節液が溜まり、濃縮してゼリー状のものになると考えられています。

治療法としては、注射による吸引やステロイド剤など内服薬での改善、また手術療法が行なわれることもあります。

しかし、いずれの方法にしても、再発の可能性が残るので根治治療が難しいようです。
ですから、日常生活において問題が無ければ、良性の腫瘍であれば治療をする必要はないと判断されます。


わごいちに通院されている、のはまりさん。
とても柔らかな印象の女性で笑うとタレ目になるところが何ともキュートな方です。

おなかの悩みで通院されていて、食事改善や生活改善を通して随分とおなかも元気になってきたある日、

「先生、ガングリオンが出来てしまいました‥。」

と、見ると右手首を内側に曲げると手の甲側にゴリンとしたガングリオンが出来ています。

お話を聞いていると、できた原因はどうも手首を使い過ぎた結果のようでした。

釣りがご趣味の、のはまりさん。
獲物が食いついてからの勝負、人間が釣り上げるか、はたまた魚が賢く逃げられるか、その駆け引きに夢中になってしまうそうです。何とも男らしいご趣味をお持ちで‥意外です。

「釣りの大会に出たときなんです。雨も降っていてすごく寒かったんですが夢中になっちゃって‥その時に何度もリール(参考※リール)を巻き取るので、右手首を使い過ぎたようです。」

と、いうこと。

のはまりさんの手首にはパンチコ玉が入ったようなガングリオン。痛みはないけれど、見た目は気になるもの‥女性ですから特に嫌でしょう。

そこで、のはまりさんへこう伝えました。

「私は施術でガングリオンを小さくしたことはありますが、そこそこの大きさなので時間はそれなりにかかると思います。発生したのがごく最近なのでで改善できる可能性が高いとは思いますが。」

その日、師匠に相談し「硬くなっている関節を柔らかくほぐして、潤滑液がまた体内にちゃんと戻るように手首からずうっとつながるラインにつまりがあるなら取ってあげたら大丈夫なんじゃないかな。」と、返答がありました。


次の施術の時から、おなかと合わせてガングリオンのある右腕を手首から肩までほぐしていきます。
すると肩関節が異常に固まっている‥あれ?と思ってお伺いすると、のはまりさんがこう言われました。

「昔に右手首を痛めたことがあるんです。病院で看ていただいたのですが、その時に痛むならなるべく右手を使わないようにと言われて、それから何年も右腕をかばうように生活してきました。」

なるほどー、とそこで合点が行きました。

体というもは使わなけば錆びつきます。関節部は特にそうです。以前「足の老化をくい止めよう!!」で膝関節について書いたことがありますが、使わなければ筋肉同士が癒着し硬くなり、潤滑油の働きをする「滑液」の流れが滞ってしまいます。

今回ののはまりさんは、肩から上に腕を上げることも無ければ、重いものも持たない、もう何年もそうして生活していたところに、今回の釣りの一件で急激に手首を使う状態となり、負荷が手首に集中してかかりガングリオンが出来たのでしょう。


施術では、丹足で肩回りをしっかりとほぐし、手技では手首から肘までのつまり、二の腕のコリ、固まった肩甲骨を丹念にほぐし可動域を広げていきます。


また生活改善では、

「毎日、肩甲骨から動かすように腕を回しましょう。また手首も徐々に使っていきましょう。負荷をかけ過ぎるのは良くないけれど、過剰に怖がることもありませんからね。」

手首に痛みを感じるようならその時は使うことをストップして、また様子を見て落ち着いたら使うようにしましょう、と続けました。



そうして・・・


ガングリオンが発生した去年の3月末から1年経った先日、手首からガングリオンは完全消失しました。

のはまりさん、施術にいらっしゃるなり、「先生!!報告があります!ガングリオンが治りました!嬉しいです!!」といっぱいの笑顔でおっしゃいました。


私も本当に嬉しかったです。

私たちの施術と、のはまりさんの普段の食事や運動といった生活改善の取り組みの合わせ技です。今後もしっかり肩甲骨から体を使う意識を忘れず、再発を予防していきましょうね。



のはまりさん、有難うございました。










池田参尽
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by wago-ichi | 2017-04-22 12:34 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

なぜO脚(足の歪み)が治らないのか【続編】



先日の、O脚についての記事。

O脚になる根本原因は、おなかの中…

内臓下垂が原因である、というお話をしました。




実はもうひとつ、現代人だからこそ“ある”原因があります。

それは・・・


内ももが使えていない


と、いうことです。


内もも筋(=内転筋)とは太ももの内側全体の筋肉群のことです。


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この内もも筋は姿勢を支えたり、歩くときや走るときに中心的に働く筋肉です。
私たち人間はこの内もも筋がなければ、立つことさえできない非常に重要な筋肉なのです。

現代人ではこの筋肉が、非常に弱くなっているのです。

それは、なぜかというと・・・


しゃがまないから

です。

足を深くしっかりと曲げると言うことが、現代社会ではほとんどの場面で必要じゃなくなってきています。

昔は生活の中で当然必要であった薪割り、和式トイレ、雑巾がけ、洗濯板での洗濯…その全てが、現代ではしゃがまずに行えるような便利な生活になりました。

土間でお米を炊く為に、薪(まき)をくべ鞴(ふいご)を吹くなどという姿を想像すれば、もう昔話の世界です。


便利で時間短縮された現代生活だけれど、その代償に無くしたものは、実はとても大きいのです。。。

この重要な内もも筋を使わずに外もも筋ばかりを使ってしまう為に、足全体が外へと引っ張られ足が歪み、O脚になってしまう。

だから、日常の中で何度と深くしゃがむ生活を取り戻すことが、根本解決には必須なのです。


なぜなら、 内もも筋は“縁の下の力持ち”
の役目をしています。


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この内もも筋の上端は骨盤につながっていて、骨盤と内臓を下から、そして中から支え続ける役目を担っています。
外重心で体を使って、なおかつ運動不足の内もも筋は冷えて硬くなって、冬眠状態となり、骨盤や内臓を支え続けることが出来なくなってしまうのです。


深くしっかりとしゃがんで内もも筋を使い、下からグイッとおなかを持ち上げることで、骨盤が中から押し開げられることなく足への負担がかからなくなり、O脚が改善されるのです。


まず、根本原因を突き止め、そして根本から改善していく。
これが、私たちの施術の中での取り組みです。

だから「またO脚に戻ってしまった!!!」と、いう人がわごいちではほとんどいないのです。





次回のご新規予約受付の日は、4月1日です。
ご希望の方はこちらからどうぞ。
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池田参尽
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by wago-ichi | 2017-03-27 10:30 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

なぜO脚(足の歪み)が治らないのか


多くの女性の悩みの一つであるO脚。またO脚ほどひどくはなくても膝から下が開いていて気になるという人も‥

あなたはO脚(足の歪み)で悩んでいませんか?


「O脚は見た目が綺麗じゃないからスカートを履くのがイヤ。」「スキニーパンツが履けない。」「膝や腰が疲れやすい。」「股関節が痛む。」などスタイルのことから体の不調の悩みの種となるO脚、なかなか大変ですよね。

さて、このO脚一体何が原因なのでしょうか。


多くの場合は原因として、「日常の姿勢の癖や歩き方によってO脚になる」と言われることが多いようです。

だから…

下腹を付きだして腰が反るような歩き方はダメとか、足の重心が外側に逃げないように歩くとか、そもそも骨盤が開いているからだ、など色々な角度からの指摘はあるけれど、

そもそも、なぜO脚にならねばならなかったのでしょうか。


O脚で悩んでいる人の対策として、整体や整骨院でO脚矯正にや骨盤矯正に通い、改善を図っているという人もいます。
実際にそれらにより改善したという人も居るにも関わらず、それでも、「O脚で悩んでいる」という人が多いのはなぜか・・・


なぜ、O脚になるのか。

またO脚矯正をしてもまた元に戻ってしまうのか。


今日はその訳を、おなかの中からの観点で解説してみましょう。





あなたのおなかの中を覗くと…

実は、あなたの内臓の状態からO脚はすで始まってしまっているのです。


こちらのイラストをご覧下さい。


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このように、胃下垂やまた胃拡張により、落ちてきた胃が中から骨盤を押し開げます。
内側から胃によって押し広げられた骨盤の影響を受け、骨盤から股関節を介してつながっている足の骨も歪みO脚となってしまう。。。



O脚となってしまう訳は・・・?
またO脚矯正をしても骨盤矯正をしても治らない訳は・・・?

それには、外側から見ているだけでは解決しない、おなかの中の原因があるのです。



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あなたのそのO脚は、あなたのおなかの中の胃の状態から、すでに始まっているのです。
だから、O脚矯正に通っても簡単には変わらないのです。


そもそも、なぜO脚にならねばならなかったのか。


この根本の原因である、おなかの中の内臓の状態。
内臓から改善にかからなければ、O脚矯正をしても治らない場合がある。

骨盤の歪みをそのままにO脚を改善するのは難しく、またその骨盤を歪ませている真の原因である"下垂により下腹に溜まった内臓を改善する"ことを無視しては根本からの改善にはならない。

そのことに気付いている人は少ないのです。



表面だけを見ていては、そのO脚の悩みは決して解決しないのです。

わごいちにおなかの不調やO脚の悩みを持って通い始めた方が、おなかの問題が改善にしていくうちに「気付いたらO脚が治っていた!!」という方も多くいらっしゃいます。




あなたのそのO脚はいかがでしょうか??
真の原因はおなかの中にあるのかも知れません。





4月1日はご新規様予約受付の日です。
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by wago-ichi | 2017-03-25 10:30 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

垂れない胸はノンワイヤーで


可愛いブラジャーがない・・

私はかれこれもう10年ほど、ブラジャーはノンワイヤーです。


世間では、


ノンワイヤー=垂れる

という方程式がとっても色濃く、ノンワイヤーのものを見つけるのは至難のわざでした。

おやすみブラとかブラトップなるものはあるのですが、可愛くない。
女性ですもの、やっぱり可愛いものを身につけたいじゃないですか。

そうして探し続け、やっと普通のブラジャーと同じデザインでノンワイヤーのものを扱うお店を見つけ、長らく愛用していました。


もう1つブラジャー選びで大切にしていることが、アンダーがキツくないもの。
私の知る限りでは、ワイヤーなしでアンダーがゆるめで可愛いブラジャーを扱ってるブランドはそこだけだったんですが、つい先日…


取り扱いのお店に行くと、


無いんです!全く!!


店員さんに伺うと、


「今はそのタイプは、もう取り扱いが無いんです。」


とのご返答。


「ワイヤー無しでは他のタイプはありませんか?」と聞くと出されたブラジャーは、ワイヤー無しでも何とかバストアップを図ろうと、パットは分厚く入っていてアンダーが締め付けるほどにキツく、今のブラジャーで胸の形を作るという常識を身をもって知りました。

アンダーがゆるいものがないかと店員さんに相談するのですが、

「締め付けを感じるのはワイヤーのカーブが合わないとかだと思います。その辺りをちゃんと選ばれた方が胸の形も綺麗に出て形崩れしませんよ。」


あの…下着で強制的に形作りたい訳じゃないんです。そうされると、必ずアンダーがキツくて、肋骨の広がりを邪魔するんです…。
アンダーのキツさが、締め付けがむしろ美乳への道を妨げてるんですけど・・・

綺麗な美乳を作るには、実は大事なのは“土台である肋骨”なのです。

アンダーがキツいと肋骨の広がりが邪魔され、さらには無理な締め付けによって、血流が悪くなり無駄なお肉が流れず二の腕や背中に贅肉が溜まってしまうことになるのです。



ちょっと!わごいち美人の皆さん!!
頑張りましょう!!


本来はバストというものが、ブラジャーで無理矢理に矯正しなくても、トップは上を向いてハリのある美乳になるということを!!

その為にはアンダーを締め付けることなく、土台となる肋骨の広がりが大事ということを!!

その上でハート呼吸がとても大切ということを!!


詳しくは、以前のこちらの記事で説明しています。↓↓↓↓



美乳の為には「ブラジャーはノンワイヤーでアンダーをゆるく」ということは、もう10年以上前から師匠が言い続けていることです。世間はその逆、アンダーは狭めに作り胸の回りの余分なお肉を寄せ集めて逃がさないようにする…一般的なブラジャーも矯正下着に近いものになっています。


“美乳には、土台となる肋骨づくりが大事。”



わごいちに通う人にとっては常識であることが、世間の人にはまだまだ知れていないのがもったいないなーと思うのです。





池田参尽
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by wago-ichi | 2017-02-21 10:00 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

背中の張り・コリ・痛みに悩んでいるなら‥



今日は「背中の張り・コリ・痛み」についてのお話をお送りします。


肩こりや腰痛に続き、なかなか悩んでいる方が多い慢性的な背中の張り・コリ・痛み。長らく悩んでいて、「やっと、わごいちのホームページを見つけた。」と、言われることは意外に多いのです。

一般的には、姿勢の悪さ、自立神経の乱れ、運動不足などが言われます。
また、胃・肝臓・腎臓・膵臓などの臓器の病気のサインであるという事も言われるようになってきました。



この背中の張り・コリ・痛み、マッサージなどで揉んで解決するならば、そんなに深刻ではありませんが、マッサージを受けてその時だけは楽になるけれど、すぐにコリや痛みを感じるようになるということであれば、真の原因はやはり体の奥深いところにあるのかも知れません。

わごいちでも膵臓や腎臓と言った、いわゆる“沈黙の臓器”が痛んでいる場合、その臓器自身が痛みを訴えられない代わりに、その影響を受けた周りの筋肉‥、つまり背中の筋肉に痛みが出ることがあると考えています。

どういうことかと言うと‥





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わごいちの考えをイラストにしてみました。



“沈黙の臓器”と言われる、肝臓・腎臓・膵臓・脾臓は自己主張が控えめなので、炎症を起こしていても自らの悲鳴は大きくありません。


それが“沈黙の‥”と言われる理由でしょう。


また、その臓器自体に相当な痛みを感じるときは、密かに内臓の病気が進行している状態になっていることが考えられます。

‥が施術で実際に私たちが直接手でおなかに触ると、「その痛みは何(どの臓器)ですか??」と皆さん、臓器たちが痛んでいることを感じられます。

では、なぜ肝臓をはじめ“沈黙の臓器”が痛むのでしょうか。


もう一度上のイラストを見てみましょう。




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どすん!と真ん中ででかい顔をして構えているのは、

です。


この胃がどういう状態かというと、慢性的にガスが胃の中に溜まってしまい胃拡張を起こしています。


胃拡張を起こしている胃が、他の臓器を圧迫し、炎症を起こさせ弱らせているのです。
もちろんこの状態だと胃自体も相当な炎症を起こし、痛んでいます。

肝臓はせり出してくる胃に追いやられ、胃の裏側あたりにある膵臓や脾臓は押し潰され、一番背中に近い腎臓は背中の筋肉とサンドイッチ状態です。

この臓器たちの炎症が背中の筋肉へ影響し、背中の張り・コリ・痛みを起こさせているのですね。




わごいちでは、実際におなかを触っているから、背中の張り・コリ・痛みの真の原因が見つけられるという訳です。


さて、あなたの内臓たちは大丈夫ですか・・・。











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by wago-ichi | 2016-11-10 09:30 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

肋骨と胃下垂の関係



先日の記事で「猫背になる理由」をお話しました。

では、実際にわごいちではこの「猫背」を改善するべく、何を行っているのでしょうか。


今日は、そこをお話しましょう。

まず、こちらをご覧下さい。

    ↓↓↓

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昨日のイラストですね。胃下垂が内側から筋肉をひっぱり「猫背」を作っているの図。



肋骨が狭く、その分下腹がぽっこりと出ている。




そして、「猫背」を正そうとするけれど、

    ↓↓↓

a0352194_08044870.jpg

・ ・ ・ ・ ・。



肋骨が狭い状態でいくら「猫背」の姿勢を良くしようとしても、胃は下がったまんま。
この下がった胃に引っ張られ無理やり正した姿勢も長続きはしないのです。


前回お話した通りこの肋骨の狭さが姿勢の悪さを生み出し「猫背」となります。
なので、この肋骨をなんとかしないと、真の「猫背」の改善はあり得ません。



そこで実際に、わごいちでは何をするのかと言うと…


肋骨を広げて胃を上げる。


胃がちゃんと元の位置に帰って来れるように肋骨を広げ、そのスペースへ"にょーん"と下がった胃を戻して行くのです。

内臓は動くとは言っても長年の生活習慣で作られた胃下垂は、骨と筋肉が癒着し硬く締まった肋骨と、胃と腸の癒着によって引き起こされているなかなか頑固なもの。
それぞれの癒着が胃が元の位置に上がることを邪魔しています。

この内臓の移動を妨げる肋骨と筋肉の癒着、そしておなかの癒着、これらをはがすというのは、少々難しい技術です。
おそらく、わごいちにしかない門外不出の技術でしょう。



そしてもう一つ、広い日本と言えど、わごいちでしかやっていないことがあります。

それは、ハート呼吸です。


再び元の状態へと肋骨が絞まって、固まってしまわないように、このハート呼吸を毎日行い、肋骨の広がりをキープしておくのです。同時に、この呼吸によって内側から胃を引き上げる力をつけていく。




そして、



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外側を固めて無理やり姿勢を正すのではなく、内側から改善に取り組む。
これがあるから、わごいちでは「猫背」の改善が可能なのです。




肋骨を広げてできたスペースに、胃を上げ正しい位置へと戻して「猫背」と「胃下垂」、両方合わせて解決しちゃうって訳です。

実は、わごいちの施術ではとても物理的な事をしているのです。












池田参尽
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by wago-ichi | 2016-10-01 07:55 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

ガングリオンの対処法



「ガングリオン」というものをご存知でしょうか。



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出典en.wikipedia.org

試しにお馴染みwikipediaを見てみると「ガングリオンとは手足など関節にできる腫瘍」であり、関節を動かし過ぎることで負荷がかかり、ゼリー状のこぶの固まりが出来るようだがはっきりした原因は解らない、ということ。



先日も施術に来た若い女性なのですが、「何か(体に起こっていることで)気になることありますか。」と尋ねると、


「右の膝のところにガングリオンが出来てしまってスパイラルテープを貼っているんです。」

とのことで、ガングリオンが出来ている部分に網目状のテープが張ってありました。
ちなみにスパイラルテープはご自身で貼られたそうで、『神経に働きかけカラダのバランスを調整することで、人体の気流を整え自然治癒力を高める』ものだと謳われているテープです。



実際に触ってみると、ガングリオンが出来ている膝周りが硬い硬い!
20代の女性なのですが、お肉の弾力がなく癒着してカチカチに固まっています。

膝は柔軟に動けるように骨・腱・筋肉・血管が絡み合うように複雑な構造をしているのですが、膝裏のとくに筋肉が薄い部分でもスッとは指が入らないぐらいカチカチに固まっています。

これは少々テープを貼ったからと言ってどうにかなるもんじゃないな‥と思う状態。

あまり歩く習慣がなかったようで、しゃがむこともあまりなかったとのこと。"関節を動かし過ぎて"というよりは、動かさなさ過ぎて、何かの拍子に膝に負荷がかかり、ガングリオンができてしまったのでしょう。

この女性の膝付近にできたガングリオンを触ってみると、硬化しておらずまだ柔らかいので、すぐに流れてくれそうだと思い、腱や血管、薄い筋肉が癒着して硬くなっている膝周辺を丁寧にほぐし、癒着を剥がすことでガングリオンの中のゼリー状の体液が流れていくよう道筋を作っていきました。


ちゃんと道筋さえ出来れば、あとは勝手に体が治していくものです。


「これで、様子を見てみて下さい。けれど、膝関節は使わなさ過ぎてかなりカチカチに硬まっているから、しっかり歩いて自分で必要なところに血液を巡らしてあげてね。その方がテープを貼るより数倍、体の治癒力が高まるはずだから。」


と伝えました。



後日、次の施術に来られた際に聴いてみると、

「ほとんど(ガングリオン)無くなりました!」と言うことで一安心。


今回は比較的軽い程度だったので、一回でもかなり効果がありましたが、度合いによってはすぐには無くならないものもあります。また、世間の治療法では注射器で患部のゼリー状のものを抜いてしまうというという方法もあるようですが、またしばらく経つと同じような所にできてしまう事も多いそうです。




わごいちでは、以下のように考えています。

関節部は、様々な動きに対応できるように筋肉が薄く、その分骨の周りを腱がしっかりと繋いでいます。硬い骨と骨とがガツンとぶつかって傷ついてしまわないよう、骨の周りを潤滑油となるゼリー状の体液で保護しています。
この関節が普段からあまり動かすことがなかったり、過剰に使い過ぎてしまった場合に、負荷がかかり過ぎて体が上手く対応できず、潤滑油となる体液がピュッとはみ出てしまう。

ですので、硬くなった関節をもう一度柔軟に使えるように、癒着して固まってしまっている部分やつまりを取り、元気な血液を流して古くなってサビ付いているところをしっかり体が修復できるように、ほぐして揉んで調整していく。




せっかくほぐしても動かさないとまた固まってしまうので、普段から関節を柔軟に使えるように、体を動かすことがやっぱり大切です。




今、自分の体に本当に必要なことはテープなのか、注射なのか、それとも体を動かすことなのか、その答えは体がちゃんと知っているはずなのです。


















池田参尽
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by wago-ichi | 2016-09-02 16:21 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

左肩の痛みの原因は?



先日、施術に来たしょうえさん。


おなかに手を置くと、ムクムクのパンパン!!!


「ん??」と思って顔を見ると、"二ヤ~~~"と笑っているしょうえさん。


「だめって解ってるんですけれど、久しぶりにアイスクリームを食べたら美味しくって…、この間は友人に誘われてパフェも食べに行ってしまいました。そしたら、さすがに食べている途中で気持ち悪くなって残したんですけど…。」


そらそうでしょうよ!!!




乳脂肪分という油にやられて炎症ができているのに、とっても冷たいアイスクリームで冷えて血流が悪くなっていているしょうえさんの胃。
まずは、胃に血が巡るようにしっかりほぐしてあげなければなりません。胃自体はもちろんのこと、胃につながる腕もしっかりほぐしていこうと左腕を触ると‥



カッチカチに硬くなっています!!



「(左の鎖骨から腕にかけて触りながら)この辺り痛くなかったですか??」

と聞くと、

「そうなんです‥、その辺りが最近痛くって、なんか痛める様なことしたかな。」

との返答が。



そこで、


「これ、胃から来てますよ。」


と言うと、


「え??!!胃ですか??!!」


と、驚いた様子のしょうえさん。


肩の痛みは胃が原因?




そうなんです。



わごいちでは、ほとんどの肩周辺の痛みは内臓から来ていると考えています。
ですが世間では、肩の不調は肩自体をほぐすのが当たり前になっているので、根本の解決になかなか結びつかないのが現状のようです。



まだまだ認知されていないことなので、そう聞くと驚く人がほとんどです。


しょうえさんの左肩の痛みも例外ではなく胃の不調が原因だったので、胃を丹念にほぐし、左鎖骨周辺から左のワキ、肩甲骨周りに左腕の先までほぐしていきました。

そして左親指の付け根辺りを"グーッ"と押さえ、

「ここ、"胃のツボだから痛いと胃が悪い"なんて言いませんでした?」

と聞くと、


「あ、痛い‥!ホントだ!!言いました!!!」

と、胃とつながっていることが腑に落ちた様子でした。


わごいちの施術は、ツボを覚えてほぐすということはしません。けれど、コリをほぐしていく中で結果的にツボを押さえていることもあるようです。
本当はツボだけではなく、胃から手の平までずっとつながっているラインが胃の影響を受けて不調を起こしているのですけれどね。


しょうえさん、胃に始まり左上半身をしーっかり丹念にほぐされながら、アイスクリームの誘惑に何度も負けていたことをしーっかり反省して、わごいちを後にされました。










あなたの左肩の痛みや左腕の痛みも、実は胃から来ているかも知れません。














池田参尽
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by wago-ichi | 2016-08-18 10:02 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

腕のしびれの原因は




「腕がしびれるんです。普段仕事中とか、なにげない瞬間に指先までピリピリとする時があって。」



こういったことを言われる方は、結構多いです。

・取り立てて急を要するほどじゃないれど気付いたら半年くらい続いている。
・最近頻度が上がってきて気になり出した。
・ふと動かしたときに電流が流れるようにびりびり痛い。

など‥


そう言った方の腕を触ると筋肉がガチガチに硬いです。多くの方がデスクワークで日常的に腕を、特に肘から指先にかけてよく使っています。




実は、この腕のしびれは"胃から来ている"のかもしれません。

もし、左腕に頻繁に起こるようであれば可能性はより高いです。



どういうことかと言うと・・


胃と左腕は繋がっていて、胃が不調を感じているときに、その影響が腕に出るのです。



例えば、先日お話したような胃拡張を起こしている場合、おなかの中で四方八方に大きく広がった胃によって、血管を押し潰し、心臓のポンプから送られるはずの腕への血の巡りが悪くなり、筋肉が硬くなります。神経は筋肉の間を通っていたり表面を走っていたりするので、硬くなった筋肉により神経が圧迫を受けてしびれが出る、と言うことが考えられます。

また胃下垂の状態であれば、下がる胃が中から腕の筋肉を引っ張ります。常に引っ張られている筋肉は収縮が起こせない為に筋肉自体が硬くなり同じような症状が起こることがあります。

私たちの体は、不調を見つけると自分でメンテナンスをするように出来ていますが、その治癒する血液自体が、修復する場所に届くまでの通り道を邪魔される訳ですから、治しようがないんですね。


また、施術中にこういったこともあります。


胃の炎症を触っていると、普段感じるのと同じように腕にしびれがくるということが良く起こります。


胃に炎症があると、これも当然体は治そうと血が集まってきます。
この時に腕をメンテナンスする血も必要だから、胃と腕とで血の取り合いをする訳です。

その際に、体としてはまずは優先して内臓から取り掛かります。
優先順位としては、腕のメンテナンスよりも生命維持に関わる内臓を優先しますから、腕は後回しになります。


一日中のデスクワークでなかなかに腕も酷使しているのですが、それでも体からすると、「まずは胃の修復が大事。」なのです。


胃を痛めるような、食べ過ぎ・胃の嫌いな油ものやお肉を食べて、頻繁に胃を痛めるような日々が続いていると、一向に腕のメンテナンスは追い付かずに修復がままならず、その結果、腕にしびれが起こることになるのです。


そういった状態になっている場合、連動して上半身の血流も悪いわけですから、肩コリ、首のコリ、目の疲れや酷い人になると慢性的に頭痛などの症状も起こしてしまいます。
デスクワークをする上で、指先、目、頭は特に良く使いますから上半身はとっても血を必要としますが、心臓からの血管の道筋が圧迫されている上に、その血の多くは優先して内臓に取られてしまう‥




酷使している上に、メンテナンスは後回し。
こうなると腕もしびれざる負えない、という訳です。
わごいちに通っている間に胃が元気になったら、自然としびれが気にならなくなったというのは、本当によく聞くお話です。



慌てる前に、胃への負担を考えてみて下さい。その腕のしびれは、傷ついていることに気付いてくれない胃の悲鳴かもしれません。
見るべき相手が解れば、そこに本当の改善策があるのではないでしょうか。












池田参尽
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by wago-ichi | 2016-05-17 10:50 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)

骨盤の歪みのお話


最近二人目を出産したママである友人が、

「一人目のときはすぐに体型も戻ったのに、二人目の出産のあとは全然戻んないの。骨盤めっちゃ歪んでるし、それが原因かな~。」

とポツリと。


巷でも良く聞くフレーズ、

「私、骨盤が歪んでるからスタイルが悪い。」

「骨盤が歪んでるからO脚になっている。」

「骨盤が歪んでるから下腹が出る。」

と、なかなかの悪者とされている骨盤の歪み。


果たしてそうなのでしょうか・・・


今日はそんな骨盤のお話。


まず、世間での改善策は骨盤矯正。カイロや整骨院などに行ってバキッと骨盤の歪みを直してもらったら終了。
確かに直後は骨盤の歪みも正され、ここから悩みであるスタイルが改善されていくだろう‥と期待している間に気付けばまたもと通り。

「せっかく骨盤矯正に通ったのにー!」と、また振り出しに戻る苦い経験をされた方もいるんではないでしょうか。



実は、


“骨盤の歪みを直す上で、骨だけを見ていてはダメ”


なのです。



私たち人間は昆虫のように外側の殻でガチッと硬めてボディーを作っているのではないんです。
昆虫と違って固い骨は体の一番芯の部分。そこに肉付けがされていくので、骨自体はバラバラのパーツです。
人によって骨の数が多かったり少なかったりする訳ではないですから、歪んでいる場合そうならざる負えない状況があるからなんですね。



では、いったい何が歪まざる負えない状況にしているのか・・・





それはズバリ、


内臓です。


おなかの中は限られたスペースです。その中でそれぞれの臓器が互いに邪魔にならないよう収まっています。
実はある程度内臓は位置がずれることもあるんですが、それは意外に皆さん盲点のようです。
胃・腸・肝臓・腎臓などの臓器は教科書や標本で見たおなかの中の映像そのままに、はめ込まれていて場所は決まっている、と思われがちです。
何のことは無い、内臓はそれぞれの影響を受け合い、譲り合いながらお互いに収まる場所を確保しています。






その内臓の骨盤を歪ませる要因のひとつが、


ギューギューに詰まった腸。


どういうことかというと、腸の血管をボロボロにするお砂糖を摂りすぎて腸が冷えてむくんだり、腸が苦手なお肉を食べて腸内異常発酵しガスが発生してしまったりすると、むくみとガスでいっぱいの腸はすし詰め状態となってしまうのです。
更にギューギューに詰まった腸は動きが悪くなり便秘がちに。
これでは、ますます骨盤の中で押し合いへし合い状態・・・


それともう一つ、重要な要因があるのです。


何かと言うと、


胃下垂・胃拡張を起こした胃による圧迫。


腸がすし詰め状態のところに上からドーンと胃がやってくる訳ですから骨盤にかかる負担たるや相当なものです。
ギューギューの腸と胃による上からの圧迫で、逃げ場のない内臓は「もう収まりきれない!!」とググググ‥と骨盤を押し広げてしまいます。

その結果、骨盤の歪みを作ってしまうのです。

こうなるとお尻のお肉が垂れたり、股関節も影響を受けO脚になったり、下腹がぽっこりと出るなどスタイルも崩れてしまう。


けれど、先ほど言ったように骨盤も歪まざるをえない状況にある。
おなかの中がどうなっているのか、内臓を見ずに骨だけを見ていては骨盤矯正を何度しても同じこと。
内臓を正しい位置へ戻してあげない事には、また骨盤は歪んでしまうのです。



“内臓を元気にして正しい位置に戻してあげれば、自ずと歪みは整っていく。”


これがわごいちの考えです。



骨盤を悪者にして内臓を無視していては本当の改善にはなりません。
歪みを直したいと思うなら、まずはおなかと向き合うこと。


ときにおなかは、スタイルを通して私たちに今の状態を教えてくれることがあるのです。












池田参尽
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by wago-ichi | 2016-05-09 18:05 | 症例・筋骨格系 | Comments(0)


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