和合一致



カテゴリ:わごいちのお客さま( 26 )


特別な誕生日


今日は、好評をいただいているこちらの記事、やままいさんのお話の続編です。

わごいちでもそう起こらない「数日後に再来院を」と師匠が判断するほど、ひどい胃の状態になってしまった年明けから、なんとか無事に乗り越えられ、そして今月の施術にいらしたやままいさん。

ご調子はいかがですか?と伺うと、

「すいません。昨日が私の誕生日で食べ過ぎてると思います…。」

と、ご返答。

わごいちに通う皆さんきっと頭を悩ませるであろう誕生日。

特別な1日。お祝いしてもらってるんだから食べたいように食べていいかしら…でもそうなると今までの頑張りが…、いや!でもこの日ぐらいは…と葛藤し皆さん悩んでいるかと思います。

この日、やままいさんのお誕生日の出来事を聞いた私たちは、とっても幸せな気持ちになりました。

前回の記事をアップしたのをご覧になったやままいさんは「記事を読んでいる途中で、えー!私の事やん!てビックリして、恥ずかしいー…でも、有難うございます。」と、自分の事が書かれていて驚いたそうです、すいません。続編書かせて下さい!



3人の子どもを持つやままいさんは、毎年誕生日にはご自身でバースデーケーキを手作りしていたそうですが、今年は年明けの胃のこともあったのか、ご家族には「今年はもう誕生日ケーキは焼かないね。」と伝え、ご飯も特別に何かは用意せずに、いつも通りの献立にしたそうです。

そして迎えた当日、なんと長女ちゃんがチョコとマシュマロを混ぜて固めたチョコバーを手作りしていている、というサプライズが待っていたそう!こっそりとご主人さんが買い出しに行ってくれていたとのこと。

そして、子どもたちでお祝いしてくれて、下の男の子は200円を握りしめ「何でも好きなもの買ってあげる!」と言い、「そんなんで何にも買えないよー!」と返すと、末っ子の妹ちゃんが「じゃあ私も!!」とありったけの小銭を持ってきたそうです。

やままいさんが「そんなんで買えないからいいよー!」と遠慮しても、「大丈夫!何でも買ってあげるよ!!」と、何度も言ってくれたそうです。そしてご主人さんが帰宅、手には何とケーキの箱が…。

「ケーキは食べないと伝えようと思ったんです。けれど、開けたらハートの形をしたムースのバースデーケーキで…。」と、やままいさん。なかなか男の人でハートのケーキを買うって恥ずかしいものです。それを内緒で買ってきてくれる、じんわり愛を感じますよね。

「それはいただかなあかんやろー。美味しかった?」の師匠の問いに、「美味しくいただきました…。」とやままいさん。


とても素敵なご家族のお話を聞かせていただきました。





そんなやままいさんのご家庭では、白米がお好みのご主人さんと玄米を食べたいと思うやままいさんと、食卓をどうするべきなのか悩んでおられたようです。

‥と、言うのも男性で玄米をすっと受け入れられる人は本当に稀です。
多くの男性は、やっぱり真っ白の白米を好みます。

家族で囲む食卓に、同じものをいただきたいと言うこともあって、玄米を三分付きにして出すけれど、良い顔をされないので次は五分付きにしてみたけれど、いまいちの反応。

「やっぱり白米にするべきなんですかね…。」

と、質問されるやままいさんに師匠はこう返したそうです。

「そこは、君が折れるべきだよ。ご主人さんには白米を炊いたげて、自分用に冷凍しておいた玄米を温めて、別々で用意したらいいんじゃないかな。」

すると、

「先生たちはやっぱりレンジでチンはしませんよね。蒸すのは手間なんだけどレンジだと電磁波が気になるし…。」

と続けるやままいさんに、

レンジてチンする電磁波なんてご主人さんともめることを思ったら体にとって微々たるストレスなんじゃないか。そのレンジの電磁波よりスマホいじって浴びてる電磁波の方がよっぽど多いでしょう、と師匠は続けたそうです。




くしくも、同じ日にわごいちにいらしたたかまささん。

子宮筋腫を長らく抱え、手術を避けるためこれ以上は大きくならないように、わごいちでの通院を始められました。
改善に向けて食事を変えて行くと、やはりご主人さんが良い顔をしないときがあるそうなのですが、

「その時に衝突して言い合いしても何も変わらないんですよ。だから、女性の方がまずは一旦受け入れる。そうして少しずつ自分のやり方に替えて行くんです。」

と、夫婦仲良くいられる極意を教えて下さいました。

たかまささんは、わごいちの丹足を見よう見まねでご主人さんのふくらはぎを夜には踏んであげるという仲良し夫婦さんなのです。

師匠は言います。

「何だかんだ言っても男は女性に勝てないよ。男は仕事の間は仕事、家庭に帰ってようやく家庭の事へと頭を切り替えるけれど、女性は1日の間で常に頭のどこかで家庭の事を考えているでしょう。そんな女性に男はやっぱり勝てない。」

と。



やままいさん、まだまだ紆余曲折はあるのでしょう。


それでも今日の日を思い出したらきっと頑張れる。そんな1日は誰にでも起こっていて、自分にとって起こる出来事を大事なことと思えるかどうかなのではないでしょうか。

やままいさんにとって、この誕生日は例年のような豪華な食事じゃなくても、自分に特別なケーキを焼かなくても、これまで以上に家族の愛を感じたバースデーだったようです。

「いつも怒ってばっかりなのに…、家族は私のことを想ってくれているんですね。」

このやままいさんのお誕生日の1日の出来事を聞いていた私たちに、師匠はこう締めくくりました。

「やままいさんの素直さをみんな感じているんだろうね。それは、すぐに変われるものじゃないから、これまでのやままいさんの生き方がずっと素直だったんだろうね。だからみんなに愛されるんだと思うよ。」

とおっしゃいました。



やままいさんは子どもたちが握りしめた小銭で、子どもたちと一緒に100均へピアスを買いに行くそうです。

何十年経ってもそのピアスを見る度に、この特別な想いで迎えたこの日の誕生日の出来事を思い出し、またご自身の体と向き合うことを頑張れるのではないでしょうか。



やままいさん。素敵な続編のお話を、有り難うございました。








池田参尽
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by wago-ichi | 2017-02-27 10:30 | わごいちのお客さま | Comments(0)

立て直すのは自分自身


先日に上げた、やままいさんの記事。
(→「おなかと家族と向き合う尊さ」)

そのときに、年末に “おなかの危機的な状況を乗り越えた” とお伝えしていたもうお一方である、ながさおさんのお話です。

わごいちへ初めて来られたのは、去年の夏。
師匠のブログ「おなかのなか」がこの世から消える前日にいらっしゃいました。

15年前に多発性の子宮筋腫が見つかり、経過観察中だったのが去年の春に急に大きくなったということで、色々と検索するうち「おなかのなか」の子宮筋腫に関する記事に出合い、宮崎県から飛行機に乗っていらっしゃいました。


初回に施術で、ながさおさんの子宮筋腫のあるおなかを触った師匠。身長154センチ体重61キロのぽっちゃりめのながさおさんのおなかは、筋腫のある子宮の回りを覆う腸は浮腫んでガスがパンパンに溜まった状態で、更には内臓脂肪と皮下脂肪がつき、おなかの血流が悪くなっていることを伝えられます。

師匠から、改善に向けて食生活の見直しを伝えられ「甘いもの、油もの、お肉、乳製品はやめた方が良いよ。」とのアドバイスを素直に聞き、気をつけて来られた2回目…

61キロあった体重は3キロほど落ち、ご自身でも「筋腫の手触りが小さくなった」と喜んでいらっしゃいました。

時にイレギュラーの食事会や旅行などのお付き合いに、少し停滞することもありながらながさおさんの体重は順調に減っていきます。
当初61キロあった体重は3ヶ月で56キロ台になりました。

そして、年末にさしかかる12月。

誰しもお分かりになるかと思いますが、忘年会などのお誘いに、ながさおさんも気も緩むこともあったのでしょう…

12月の中頃にわごいちへいらしたながさおさん、ご自身も不摂生を自覚し、「体重も増えました。」とは言っても前回の施術から増えた体重は1キロ未満です。


けれど、施術に入るなり師匠は右の下腹部に便ともガスとも違う“ボコッ”とした腸の腫れを感じられます。

患部は熱を持ち、手触りになんとも言えないゾワッとした感覚を掴まれます。それは、以前も師匠が触れたことのある感覚に限りなく近かったそうです…数年前にその癌で通院していた方の患部の感触と同じよう・・・



-大腸癌-



師匠の頭には、一瞬その文字がよぎったそうです。


ほんの一瞬だったけれど、本当に危ないと思ったそうです…。

「なかなかない、手触りだった。」

と、師匠がそう私たちに言ったお顔が思い出されます。例に漏れず紙鳶さんも私も、その手触りが凄く気になり、どんな感触なのかと伺うのですが、

「癌としか言えない感触。」

と、以前乳癌の疑いを感じられた方の時と同じお答えでした。


その手触りはよほど異質であったようで、ご本人にも、「癌の可能性がある、危ないよ。」と、しっかりと伝えられたようです。

ながさおさんご自身でも、驚かれたと思います。自覚症状が無いから‥、けれど自覚症状のない内に、健康な細胞は癌細胞に表情を変えると言います。

師匠は、ながさおさんに再度甘いものと乳製品を気をつけるようにと念を押し、年内にもう一度来るよう伝えられます。そして、ご予約を取られた12月末。ただでさえ忙しい年の瀬に通院日を調整することはお互いに難しい中何とか予約を取ります。


そして、ながさおさんはお約束の日にきちんといらっしゃり、来るまでの間は再び気を引き締め直してご自身の食事と向き合われた10日間のようでした。

「もう、大丈夫ちゃうかな。」

施術に入った師匠からその言葉が聞けて良かった。。。

そして年が明けて1月。更に体重を落とし、54キロ台へ。

以前は心が折れてしまった腹6分目の食事量を心掛け、続けられていた朝ごはん抜きを徹底されたこの2月、ながさおさんの体重は51キロまで落ち、初回にいらしたときからマイナス10キロになっていました!!!


「よく頑張られた」と師匠。


その一連の話を私たちに話しながら、師匠はこう続けられました。


もし年が明けてもあの異質な感触を感じるままだったら恐らく病院の診療も薦めただろうと。そうしたら、今こうしてわごいちでお会いするながさおさんの笑顔もあったかどうか。。。


その師匠のお顔に本当にギリギリの所であったことを感じました。



「ながさおさんは、言われた期間でちゃんと予約を取られる素直さがある。大変だと思うよ…月に1回、2回と仕事のお休みを調整して飛行機の日程を合わせて宮崎県から通うのは。」


仕事の休みが取れないから…と、きっと多くの方が「しようがない。」と思う事だと思います。

けれど、月に1度も自分へ向き合うことも出来ないほど仕事に追われて、そうしている内に手遅れになるほどの大病が自分の体へ降りかかったら…


“あの時に戻って何とかしよう。”


は、絶対に叶わないことなのです。

ながさおさんの素直さ、勇気、信頼の心、それが無かったら、果たして結果はどうなっていたか・・・




「ながさおさんは人生を立て直された。」

師匠が安堵のお顔とともに漏らされた言葉が印象的でした。


一番最近、わごいちにいらしたながさおさん、「すっごくお気に入りのスカートが、痩せてサイズが変わりすぎて履けなくなって…、すっごく気に入っていたんですけど残念です。」と、嬉しそうにおっしゃっていたそう。

正直はじめの印象はちょっとぽっちゃりさんだったながさおさんは、おなか回りはもちろん全身の要らない浮腫みが取れ、見た目もスラッと綺麗なスタイルに変わられました。


そのお顔に出会えて本当に良かった。

思わぬ所で気付かぬうちに、おなかは悲鳴を上げていることがある。届かぬ叫びを必死に訴えていることがある。

おなかを触るわごいちでなかったら、あの時師匠が触らなかったら・・・





ながさおさん、ご自身で立て直した人生をはじめられるのは、ここからです。








池田参尽
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by wago-ichi | 2017-02-18 19:05 | わごいちのお客さま | Comments(0)

おなかと家族と向き合う尊さ



今日は、日ごろ私たちが接してるわごいちのお客様のお話をしようと思います。

少し前・・・
年末から年明けにかけて2人のお客様のおなかが危機的な状況となり、それをお二人とも何とか…本当に何とか無事に乗り越えられました。

そのうちのお一人は、やままいさん。

3人のお子さんを持つやままいさんは数年前から胃の不調を抱え、自然療法で改善しようとご自身で取り組むけれど一向に良くならず、わごいちへいらっしゃいました。寒い季節になって毎回かぶってこられる素敵なニット帽が印象的です。

そのお顔は小顔ですが、おなか周りは硬くてボヨンとしている。何せ浮腫がすごいやままいさんは、食べ出すと止まられないそうで、バイキングでも子どもと競うぐらいにどっさりと食べてしまうそう‥。

年末年始は子どもたちのお誕生日のお祝いや会食に、家族で出掛けたバイキングやらとかなり…ええ、相当食べられたようです。

翌日すぐに断食をするなどで調整することが出来たら良かったのですが、それも出来ず、ご自身でも気付かぬ内にとんでもない胃拡張を進行させていました。

施術でわごいちにいらして、「ひどいおなかなんです。」とお布団に横になったやままいさんとそのいきさつを聴く師匠。


その時、私は隣でやままいさんと師匠の会話を聴いていたのですが、「ここまで胃拡張を進行させる人もそういないよ。腕が鳴るね。」と言う師匠の声が聞こえてきました。

そして、そのあとに私は丹足で施術に入らせていただくのですが、やままいさんの体は揺れる度に“チャップチャップ”と音がします。

なんの音かと言うと…

やままいさんのおなかは、連日の食べ過ぎによる慢性的な胃拡張に、胃は完全に機能停止していました。そして胃の中で消化されない食べ物たちが腸へ流れることも出来ず、チャプチャプと音を立てていたのです。

後に師匠はその時のやままいさんの胃のことを、

「僕、この胃を揉んでいて意味があるんかな…て思いながら揉み続けていたよ。例えるなら、薄ーいごみ袋に満タンに水を入れているような状態。揉んでも揉んでも手応えが返ってこない。」

そう、おっしゃいました。

そして、まさか異例の「2、3日後に次の予約の調整を。」とのこと。

私もわごいちに来て初めての展開でした。

そうしてやままいさんは、3日後に予約を取られます。
あまりの状態にご自身でも冷静でないご様子で、受け付けの際に曜日と日数があべこべだったり、「だめやねー私。」とため息をもらされた顔を思い出します。


そんなやままいさんとは出会ってからまだ数ヵ月です。
その数回の間に師匠へ、「私こだわりすぎなんですけれど…」と、無添加の洗剤・無農薬野菜の宅配・無農薬無施肥の玄米と、厳選して購入するので日用品や食費がかさみ、前々から高すぎないかとご主人さんと衝突があったと話されたそうです。

師匠はその話を聞きながら、やままいさんの感じておられる胃の不調を生み出す要因の中に、ご主人さんとの関係があるのではないか、と感じられたようです。

そして、やままいさんにそのことを伝えられます。

恐らく、ご主人さんはやままいさんが家族には食事をはじめきっちり守ることを強要するけれど、自分自身には甘いんじゃないか、それはおかしいんじゃ…と感じているんではないか、と。

キチキチと家の中では厳しく、外に出たら途端にタガが外れたようにバイキングで産地も解らない、添加物も盛り沢山のメニューをあれこれ食べて…結局君は気を付けたいのか、そうじゃないのか、どうしたいの?!とご主人さんは不満が溜まっているんじゃないか、と。


そして、師匠はやままいさんにこう言ったそうです。

「あなたがわごいちでこうして自分のおなかと向き合って改善へ取り組むのは、健康になる為じゃなくて幸せになる為やろ。」

と。それなのにご主人さんとぶつかってばかりいたら、幸せになれないじゃないか、と続けたそうです。


3回目の施術にいらしたときに師匠は「あなたがやることは毎日何か1つ、自分の至らないところを見つけて“ごめんなさい”とご主人さんに謝りなさい。」と提案をされます。

「えー…出来るかなぁ」と漏らしてやままいさんは帰られました。

そして次の施術のときに「言えました。」と師匠に伝えられます。すると、「じゃあ、次は、毎日何か1つ感謝の気持ちを伝えよう。“有難う”と“ごめんなさい”を1日1回は言おう。」と、そう師匠はやままいさんに言いました。

すぐ、反発するんじゃなくてご主人さんの意向をしっかり受け止めること、そして尊重すること。あなたは一家の主婦なんだから、高い無農薬野菜だけを揃えるのが能じゃないでしょう、多少農薬を使っていても鮮度の良いものもある…一家の家計と栄養と美味しさとそのバランスを考えていかなあかんね、と。

「ご主人さんに自分を解ってもらうんではなく、奥さんのことを認めてもらえるように自分から歩み寄っていかなあかんよ。」

と、そう伝えられたそうです。


「えー!!出来るかなぁ!?」


と、やままいさんからは即座にその叫びが返ってきました。けれど、

「そう言いながらちゃんと次に来るまでに実践してくる、その素直さがやままいさんの凄い所や。」と師匠は言われました。


・・・私自身も、日々変わりたいのに自分の我が邪魔をし、変われない自分に後悔し、悲しく腹立たしく悔しい思いをしているので、その難しさを身をもって知っています。だから師匠から言われたトライを一つ一つ実践していかれるやままいさんを、本当に凄いと思います。

そして、更にやままいさんはご家族を前にこう言われたそうです。


「私、家族を前に言ったんです。お母さんな、あかんねん。恥ずかしいねんけど、食欲を止められへんねん。これはダメな事て解ってても、食べたい自分を止められへんねん。」

と正座をして、ご自分の欲深さを隠さずさらけ出されたそうです…!!

なかなか出来ることではない、と私は思います。



その日から…

これまでと同じように晩御飯の食卓に食べ物が残っていたら、「お母さん、ダメだよ。僕たちが食べるから。」と子どもたちが手分けして食べてくれているそうです。


最近にいらしたあの危機的状況のときのままいさんの胃を触られた感触を師匠は、

「弾力が弱いゴムのようで…あんなことになるんだね。本当にギリギリだったと思う。胃が戻って良かった、本当に。あのまま麻痺して戻らなかったら、栄養は吸収されることなくおなかの中を素通りして、栄養失調になっていたと思う。病院へ行っても点滴で栄養を入れるか胃薬で対応するかしかないけれどそれで果たして治ったかどうか。」

そうおっしゃいました。






「食は幸せになる為やろ。」

やままいさんが、一歩ずつ少しずつ…でも確実に変えて行かれるご自身の心、そしておなか。


家族と話し合い、自分自身の体と気持ちを引き締め直して、次の新たな課題を乗り越えようと、その道を今やままいさんは進んでおられます。


先日、やままいさんがわごいちへ施術にいらしたときは、おなかを触った師匠から「もう大丈夫。」ということが伝えれました。


「これからは、家族でバイキングに行っても、うどんかお蕎麦を少し食べて、後はコーヒーを飲みながらモリモリ食べるご主人と子どもを見守る。そうしよう。」

と言う師匠の言葉に、

「えー!!、出来るかなぁ!!?」

の、やままいさんのお決まりの(??)台詞。

そう返しながらまた、ご自身と向き合い克服していかれるのだと思います。





いつもかぶってこられるニット帽はやままいさんの手作りだそう。師匠から、ご主人さんとの向き合い方をお話された日から、子どもとお揃いの帽子を編んでプレゼントしたそうです。

ご主人さんはとっても喜んで、子どもさんを連れて公園へ遊びに行き、一緒にお揃いの帽子をかぶっている写真を撮って送ってこられたそう。

そのお話をお帰りの時に報告をしてくれたという、やままいさん。(私は施術中で直接は聞けなかったのですが、紙鳶さんの「かわいー!!」の声が届き、幸せな空気が伝わるようでした。)

わごいちでおなかを向き合うことを通して、ご家族との向き合い方を一つ一つ改められています。




やままいさんの“ご家族の絆”が深まりつつあります。





本日2月15日はご新規様予約受付日です。
ご希望の方はこちらからどうぞ。↓↓↓↓



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by wago-ichi | 2017-02-15 11:05 | わごいちのお客さま | Comments(2)

老けないわごいち美人(ファッション・ビューティー部門)



私、わごいちに10年居まして、その長いわごいちの歴史の中で「これだけは!!」と断言したいことがありまして、それを今日ここで言います。

それは・・・

わごいちに通う女性は老けない。


もしかすると、この「老ける」がわごいちと世間との壁が分厚いトコロかも知れません。

わごいちに通う女性が皆さん、週に1度のエステ通いをしたり、あらゆるサプリを飲んで無理に若作りをしている訳では決してありません。むしろ通院されているうちに、皆さんどんどん薄化粧になっていかれます。

ええ、すっぴんの人もどんどん増えますね。もしくはポイントメイクだけしているという方。ファンデーションの使用量が減った、パウダーだけにした…という事から果ては日焼け止めのみ使用しているという方も続々と増えていきます。

肌自体が綺麗になるので隠す必要がなくなっていくのです。

美に関心の高い方ほどよく御存知だと思いますが、ファンデーションを肌に塗る分だけ、そのファンデーションを落とすためのクレンジングが必要になる、クレンジングを肌に残らないように落とすために洗顔フォームが必要になる。

だから、肌が綺麗になってファンデーションで隠す必要がなくなればその一式の流れが要らなくなるのです。

わごいちでの長年のお付き合いの中で改めて「皆さん若くて綺麗だなぁ~♪」と、晴れた朝に光に照らされているお顔を見て思うこともしばしばです。



そしてふと思う…

「おかしい、こうして施術で関わらせていただき数年経っているから、その分歳を重ねておられるはずなのに。」

なぜ老けないの?むしろなぜ若返っていらっしゃるの?と。



一方、街中へ出たときに見かける女性が、老けているな~と思うこともまた事実。何歳だとかには関係なく老けているのです。

その老けた顔を一層隠そうと厚く塗られるファンデーションに…しわの間に入っていってヨレるファンデーションに…顔の皮脂によって所々浮き出しているファンデーションに…(ごめんなさい。)

正直「老け」を感じます。

もう一つ、表情が…あの、ほら表情が…。
眉間にはしわが寄っていて不機嫌そうで、重力に疲れハリを無くしてほうれい線がくっきりと影を放ち、への字口。綺麗だと思う感覚には程遠いお顔をされている人が多い、と思いませんか??

むしろ読んでいて「やだ!それ私のこと??」と思う方はまだ救いがあると思います。「なに?私のこと?!」とイライラしながら読んでいる人は老け顔街道まっしぐらに進んでいることでしょう。。。



そして、私は思います。おそらく…いや、明らかに違うことがある、わごいちに通う女性と世間の女性と。



それは、

お砂糖の摂取量です。

これは、わごいちに通う女性と世間の女性では格段に違います。

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わごいちはおなかをとても大事に考えます。おなかが元気であることが、何より病に負けない健康な体を作ると考えています。病気と戦ってくれる免疫細胞が多く集まる腸の環境を大切にしようと、わごいちに通いながら皆さん生活改善に取り組まれます。

だから、腸の苦手な糖分摂取に対しては皆さん嫌と言うほど私たちから指摘を受けておられるんです。もちろん糖分だけじゃなく、油分や添加物もおなかは好きではありません。それらも、おなかの状態をみながら調整していくことで一層の改善になります。

時には、誘惑に負けることもあります。自ら解っていながら誘惑に乗るときもあるでしょう。でも、その度にわごいちへ来ると「あれ?甘いもの食べましたね?」と言われ、おなかのひどい状態を言われ、おなかがどれだけ傷ついているのかを痛みとして感じることもありながら、欲に負けた反省を繰り返されます。

その繰り返しを積み重ねるうちに、嫌でも無駄に糖分を摂ることを減らしていかれるのです。

誘惑に勝ち、「先生今回は本当に甘いもの摂らなかったですよ!」と頑張られたひと月後のおなかは、糖分の摂りすぎによる独特のむにょむにょしたむくみ感もなく明らかにスッキリしたおなかになっています。

時に叱られ、時に痛みをともないながら糖分の恐さを知り、誘惑だらけの今の社会で自分の欲に負けず甘いものをなるべく減らしていく。

必ずアメちゃんが鞄に入っているという“大阪のオバちゃん”には、わごいちに通われている女性はどなたもなりません。

仕事の合間に口にパクッと入れてしまうチョコもなくす、ほっこりしたくて飲むお砂糖たっぷりのカフェオレやミルクティーもお白湯に変える、お手軽に買えるコンビニスイーツもやめる。

そうして腸の苦手な糖分摂取を減らしていくことで、腸が綺麗で健やかになっていく。

「そんなおなかの中で変化が起こっていたって見えないし…」と思うなかれです。

何より肌の輝きが変わります。透明感が違います。腸が元気で、体の中を巡る血液がサラサラの綺麗な血であれば、その血が表面に透けて見える肌も綺麗なピンク色になるのです。糖分の過剰摂取は血液をドロドロにし、血管をボロボロにし、肌をくすませ、艶も無くさせガサガサになります。


ちなみに我がスタッフの紙鳶ねえさんも、年齢が読めないと言われます。四十路直前の39歳。(←※先月39歳になられたところです)

とてもそうは見えません。

わごいちと世間には多々違いがありますが、その中でも結構顕著に現れる「老け」の違いには、10年いる私も確信を持つとともに本当に驚いていることの一つです。



「“綺麗”と“元気”は本当は切り離せないものなんだよ。」(by三宅師匠)



あなたもわごいち美人になりませんか??






第一回プラチナブロガーコンテスト



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by wago-ichi | 2017-02-05 10:00 | わごいちのお客さま | Comments(2)

繋がる先に築かれるもの(ファッション・ビューティー部門)


先日に続き、


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こちらのお酒をいただきました。




「やってしまいました。駄目だとわかっているのに、本当に申し訳ございません!!」

わごいちへと入るなり、そうおっしゃった、一人の女性。



“やってしまいました。”と言うのは予約の変更のことです。



わごいちは、基本は予約の変更をお断りしています。
何度も心ない変更をされる方には、ご関係を改めさせていただくこともあります。




けれど、その女性に何かを言おうだなんて、私たちは考えていませんでした。


なぜなら、予約変更の理由が理由だったからです。


その方から、孫が産まれおばあちゃんになった報告を聞いたのが数年前。

その時から、御自身の娘さんのサポートに、時に母親代わりをされながら、わごいちへは施術を受けにお約束の日に必ずいらっしゃいました。


やっと立ち歩きが出来はじめたお孫さんが、先日指先に火傷を追い、まだ小さい体で皮膚移植の手術をされるという状態だったのです。

そのお孫さんのお世話に、どうしても付き添わねばならず、その為の変更であったとの事情は、すぐに伝えられていました。



「キャンセルはお断りしている」、そうは言っても、これまでのお付き合いで私たちとの関係をどのように考えて下さっているのかは解ります。



更に今回なんて、その理由が理由であるのに…。

わごいちを通して、大切にご関係を築いてきた方々の御家族を、私たちは自分の家族と同じように考えたいと思っています。

わごいちへの通院を理解いただいて、応援してくださっている皆さんの御家族のことを。


けれど、その方はそれでも、「申し訳ありません」とお詫びをおっしゃりました。


本当に頭が下がります。



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こちらの苺も・・・

「来る道中にあまりにも粒が綺麗だったから、思わず‥」とそう言って届けてくださいました。

2年前にまだ若くしてお母様を亡くされ、お母様のお式や、家の事と色々慌ただしくあったと思います。
その時でもお約束の日を守って必ずいらっしゃいました。
もう10年ほどのお付き合いになりますが、私の記憶のある限りは変更をされたことはありません。





私たちはお付き合いの方法を選べません。

結局どうお付き合いをするのかは、皆さんの自由なんです。


初めから、わごいちとの繋がりを「人と人」としてのお付き合いと考え、ご関係を大切に思う方もいらっしゃいます。
「整体院とお客」と割り切ったお付き合いだった方が、通ううちに「人と人」と踏み込んで、関係が変わって行くこともあります。





そこにあるのは、やっぱり・・・



信頼の心。



今の社会には、その心がとっても築きにくいものになっているように感じます。

でも、本当にそうなのでしょうか。


私はわごいちへ来て間もない頃、自分の知る世間とはあまりにも感覚が違い正直戸惑いました。(今ですから告白します。)


私の知っている世間のほとんどは、後がめんどうだから…と、今だけを考えた選択で、なるべく速くその決断をすることが大事。他人は他人、自分は自分。そんな感性でした。


わごいちには、"お付き合いが始まり、深めて行くにはまず、自分がハラを割る、ハラを見せる。"と、そう言う文化があるように思います。

それでも、恥ずかしくないよう日々を生きる。



まだまだではありますが、私が今こう在れるなのは、私たちやわごいちに大切に向き合って下さってきた皆さんが居るお陰です。


本当に、そのお陰です。
皆さんが当たり前にわごいちとの信頼関係を築いてきて下さっているから。



諦めず、信じて、向き合い続けて来て下さり、本当に有り難うございます。


私たちは、お付き合いの方法を選べません。
できることは、ただ、信頼してもらえる人となること。

真剣に皆さんと向き合うこと。

馴れ合わず、諦めず、信じる。

それが出来るように、今の自分を認め、変わり続けていくことです。






お酒を見ると笑顔が浮かぶあの方、そして皆さん、いつも多くの学びを本当に有り難うございます。







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by wago-ichi | 2017-01-16 17:35 | わごいちのお客さま | Comments(0)

「お陰さまで、元気です。」



長いお付き合いとなる、お客様。

年が明け、元旦がやって来ると76歳を迎えられるそうです。何と本当にお誕生日が一月一日なんです!


「ご調子どうですか?」の問いかけに、「お陰さまで、元気です。」と毎回必ずおっしゃられます。

私がわごいちに入って2年目のとき、坐骨神経痛で心配する娘さんに連れられて、いらしたお姿がいつの話だったかと思うほど、元気でいらっしゃいます。




この方、何も言わないけれどもう長い間、一日一万歩以上を歩いています。
広告を見てどのスーパーが安いとチェックして、数件ハシゴしながら買い物するそうで、その歩数が、なんと平均すると一日三万歩!!



「自転車が乗れなかったものだからね、どこへ行くにも歩いて行くしかね。」と、ほぼ毎日それだけの歩数を当たり前に歩いていらっしゃるのです。


今年最後となる施術だったこの日、昔話に花が咲き、初めて子供の頃のお話を聞かせていただきました。

戦争がはじまり、何度と鳴る空襲警報。
ある夜、警報が鳴り逃げた際に、丘の上から見た星空が、ビックリするほど綺麗で、そのあまりの輝きに記憶にある中で初めて感動した…それが3、4歳の頃だそうです。

空襲から逃げ疎開をされ点々と親戚を周り、最後に来られたのが大阪だったそうです。そしてご結婚をされるのですが、嫁いだ先が大所帯。
ご主人のお父さん、ご主人、ご主人の兄妹、兄妹の子供が二人と、全員で7人の炊事に洗濯などの家事をいっさいすることになり、お米も炊いたことが無かったところから、結婚生活が始まったということでした。

「何も知らずにお嫁に行って、嫁いだからにはここしかないから。そんな時代でしたからね。みんなそうでしたよ。」

自転車を覚える機会が無かった為、その頃も移動は全て歩きで、お買い物もご用事も、あらゆるところへ歩いて通っていたそうで、それが今日までの「毎日三万歩」につながっていったのでしょう。


わごいちに来られるきっかけとなった坐骨神経痛の痛みが出ていても、「痛いけれど、それしか方法が無いからやっぱり毎日歩いてましたよ。」と、当たり前に応えられる‥。


もう、培ってきた根性が違います。





体調が良いときも悪いときも、どんな状態であっても毎日続けていくこと。
それは必ず強い体を養うことにつながります。

続けてきたことは、ちゃんと自分の体に還ってくる。

改めてそのことを教えていただいたように思います。


「来年の課題は、関節を柔らかくすることですね。たくさんしゃがみましょう、そうすればもっともっと、元気になりますよ。」
そうお伝えして、今年最後の施術を終えました。
施術直後のお顔は血行が良くなり、健康的な赤みが頬にさし、本当に綺麗です。

この一年も風邪を引くことも寝込むことも一切なく、元気にお過ごしになりました。

お帰りの時に、「何かに使って下さい。」と手渡されたピンクの封筒。そこに包まれた感謝の想い。

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「お陰さまで。」




“お陰さま”は決して私たちに何とかしてもらうことだけに任せるのではなく、ご自身で積み上げて来られたこれまでの毎日があるからです。



自分の行い、やって来たことは、元気で健康な体へとちゃんと還ってくるのですね。









池田参尽
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by wago-ichi | 2016-12-22 10:55 | わごいちのお客さま | Comments(0)

四季折々の…



「庭でなった柿なんですが、今年は雨が多くて甘みが少ないんですけど…」

と、三重から通っている、のはまりさんが届けて下さいました。

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こんなに沢山!!
色がほんとにきれいです。

今年も変わらず私たちみんな、柿が大好物です!

瑞々しくて上品な甘味で、とても美味しくいただきました。

仕事終わりのビタミンチャージです!




「今年は稲が倒れてしまって、石が混じってたらごめんなさいね。」

と、収穫してすぐのお米を届けて下さったのは、和歌山のこじりょうさん。

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紙の袋の中は玄米で、ビニールの分は白米を。

のはまりさんも、こじりょうさんも重いですのに…。

本当にありがとうございます。




兵庫からは、


「院長先生と約束してたんです。朝上がったばかりの新鮮なものをさばいてもらったので、肝も美味しくいただけますから。」


と、こちらも師匠の大好物の…


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カワハギ!!!


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仕事上がりに、玉川のひやおろしとともに美味しくいただきました!!



私たちは、こうして皆さんからのいただき物から、わごいちに居ながらにして、贅沢なほど季節が移り変わるのを味わっています。


「今年初です!!」

と、何度わごいちで声にしたでしょうか。


旬の恵みを通じて、四季の巡りを舌でもって体感させていただいています。






カワハギの肝は、口の中で雪のように溶けていき、少し早い春まで先取りして、堪能してしまいました。

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それぞれに自分の命の一部にします。



物理的な体の一部だけじゃなく、皆さんが込めて下さる想いを受け取り、気持ちの一部にちゃんと出来るように。。。


本当に、ありがとうございます。










池田参尽
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by wago-ichi | 2016-11-18 08:16 | わごいちのお客さま | Comments(0)

十年目の誓い





今日から9月ですね。
私は先月で、弟子入りして丸9年となりました。



まだまだ…、正直まだまだ解らないおなかの中です。掴めたような気がした瞬間から逃しているのではないかと不安で、神の手にはほど遠い。


けれど、それでも自信を持って改善できると言える症例も少しずつ増えてきました。


肩こり、腰痛、膝痛、胃拡張、胃下垂…と重度になるとやはり山水コースで師匠の力が必要ですが、「豊穣コースでも大丈夫です。」と伝えられる人も増えてきました。



先日、一人の方がわごいちを去りました。その方とは4年のお付き合いになるでしょうか。



「胃下垂、下痢、痩せ体質をどうにかしたい」と言うことでしたが、その奥にある一番のお悩みは何より「子どもを授かりたい」でした。


その際にわごいちで取り組んでいく事は、“赤ちゃんが来たくなるようなおなかを作ること”です。


まず、何よりもお母さんになる人のおなか作り・体作りを最優先し、取り組みます。
その方は、不妊治療をしている中で初めてわごいちにいらっしゃいましたが、師匠との話し合う中で、不安な自分自身の気持ちを認識し、涙を流されました。一旦不妊治療をストップし、自身の元気なおなか作りに取り組む事を決心されました。



おなかが改善し、元気になっていく中で一度は妊娠されましたが、まだタマゴのうちに流産され、辛いであろうお気持ちを、「妊娠できるおなかになれたのだと思うと嬉しい」と力強くおっしゃいました。



いつもわごいちにいらっしゃるときは笑顔を見せ、その内側にある何かはっきりとしないモノを深めて、探るまで話し合うことが出来なかった。


涙を流されたのは初めての時と、「一度全てを仕切り直したい」とわごいちを去られる最後のご挨拶の時でした。




「タイミング療法で卵子をおなかに戻しましたが、結果はダメでした。」






一度は止めた不妊治療を自身の意志で再開されていたのです。
全てが終わった後に結果と、その治療の為にたくさんの色々な薬を飲んだ事を聞かされました。






もちゃーと浮腫み、粘りの強い腸、癒着を剥がそうとすると表面が硬く深く指が入らない。


とらえようがなかった、この時のおなか。
でも、以前にもそんな手触りがあったように思う。



その時に、お話を聞き出すことが出来なかった自分の不甲斐なさと傲慢さを、今さら悔いても遅い。




きっとチャンスはあったのに見逃した。


“時は待ってくれない”のです。



その不安を抱えながら、日々を暮らしている人はこの女性だけじゃないだろうと思います。





私はまだ妊娠経験がありません。
もちろん出産経験もありえません。


神の手でもないし、命の管理なんて出来ない。


私たちは結果を出さなければ、やはり何も残せません。

何の力にもなれなかった事と同じです。


いつも、どこか力が入っていたおなか。これを溶かすことが出来なかった。硬く固めたおなかに、何を本気で悩み、深く考えていたのか今となっては何も解らない。


結果に結べなかった私が、残せたものは・・・





問い続けたいと思います。


私は本当に、今目の前にいる人の発するおなかの声を聞いているか。発する事を聞こうとしているか。













池田参尽
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by wago-ichi | 2016-09-01 07:59 | わごいちのお客さま | Comments(0)

信じ合う気持ち


今日はわごいちに通い数回目のすのさんのお話。


もとは、東京在住のすのさん。

出会いは数年前、以前千照館で行われていた”ぽっこり部”の月に一度の稽古へ東京から通われ、自身の体質改善に取り組まれていました。


”ぽっこり部”の終了とともに一旦わごいちを去られましたが、この春から大阪への転勤が決まり、再び千照館の門を叩き、“マッスル部”で丹足稽古に参加しながらわごいちの施術を受け、本腰入れて体質改善に取り組まれています。


すのさん、体調が一年で梅雨の時期が大変辛いそうで、頭痛や呼吸がしづらいなど、全身にまんべんなく不調が出ているという感じ。ひどいときは本当に死にたくなるというほど、常に不快感を抱えて過ごしているとおっしゃいました。


かなりの不調を体が溜め込んできたんだな、という感覚を持ったので様子を見ながらもみ返しの度合いを聞き、施術は徐々に伺いながら踏み込んでいきました。
ここ最近、ようやくそれなりの深さでの施術を行えるようになってきました。



そんな先日、予約の日に、「熱がありますが約束通り伺います。宜しくお願いします。」とのメールが、すのさんから届きました。





普通ならば、「熱があるので予約をキャンセルします。」と判断なさってもしようがない所を、暑い中をなんとか重い体を引きずりフラフラ歩いて私たちの施術を受けにいらした。


いざ、おなかを触ると硬く、腸がぎゅーぎゅーに詰まり血管を圧迫し、体の末端まで血液がしっかり流れていない。

師匠から、「熱の時は体が一生懸命に悪いところを治そうと頑張っているから、その力と喧嘩しないように沿いながら、導いてあげるように優しく施術するように細心の注意を払うこと。」と日頃から言われていたので、ゆっくりゆっくり、その詰まりを取り、押し潰されている血管の流れを回復させていきました。

発熱時の施術は判断が難しいところです。施術をしたほうが良い場合があります。もちろんそうでない場合もあり、その際はせっかく来られても施術をしないこともあります。でも、今回はご本人の意思と私の判断が「施術をした方が良い」ということで一致したのでした。




今の体を作ってきたのは自分だから、自分自身で変えて行くため一生懸命向き合おうとしている人たちの、お手伝いを私たちはしています。やはり、まずありきなのはその人自身が変わりたいと心底思っているかどうか。

すのさんは、熱があっても良い方へと変われるはずと自分の体を信じ、その気持ちと同じように私たちの事を信じてわごいちへ来られます。その事を、「約束通り伺います」という姿で見せてくれていると感じました。



思う気持ちを持っているならば、私たちはその声に必死に応えるだけです。




しばらくしおなかが柔らかくなり始めドクンドクンとおなかの血流が力強くなりました。すると、施術中にあきらかに呼吸の深さが変わります。詰まりが取れた所から全身へ…頭から足先まで血液を流そうと、深い深い呼吸になっていきます。







「ああ、やっと呼吸ができました。」と、すのさんは言われました。

「ちゃんと吸えて呼吸が胸に入ります。ハート呼吸が出来なくて苦しかったんです。」と、続けられました。





熱があっても重い体を引きずってでも、わごいちに来ることを私たちは強制はできません。今回は施術をして良かったけれども、状態によってはもちろん家で寝ることが最善の場合もあります。むしろ、「寝ていてください。」という方が整体院としては無難なことかもしれません。

でも無難なことを追求するだけでは、変わらないまま終わってしまうこともあるのではないでしょうか。



今日出迎える人たちを思い浮かべながら、「あの人にはこの色のパジャマをお渡ししようかな。」「今日の空模様だとこのシーツが涼し気かしら。」と、毎朝紙鳶さんと二人で準備をしています。
その最中にメールが入ってきて、「仕事が入りましたから」とキャンセルする人も居る。もう一方で熱を出してでも来る人も居る。


「すべての人に平等な施術するなんて無理なことだ。」と師匠は言います。

おそらく皆さんが思っているよりも、私たちの施術は皆さんからの信頼によって増減するのです。信頼してくれている人のおなかは柔らかく指が深く入ります。そのような状態のおなかだと私たちも迷いなくほぐすことが出来るのです。だからまず、「信頼関係を深めよ。」という事が師匠の初めの教えになっているのだと思います。






私たちはこれまでも、そしてこれからも、皆さんと互いに信頼を深め合うつながりを模索したいと思います。
















池田参尽
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by wago-ichi | 2016-08-25 08:28 | わごいちのお客さま | Comments(0)

見えない信頼関係


昨日も遠方から、はるばるわごいちにいらした方がいました。



山水のコースを受けられたその方。10センチほどの子宮筋腫を抱えて宮崎県から来られ、師匠におなかを見せ、「はじめは2週間のペースが良いですよ。」と伝えられた通り、次回予約を「2週間後にお願いします。」と希望されました。


わごいちはおなかの状態で通院ペースを決めます。できれば月に一回を私たちも目指していますが、おなかの状態が良くなかったり、あるいは通い始めの時などは月に2,3回程度の通院ペースを提示することも多いです。

ですが1~2週間の直近になると予約枠も埋まりつつあり、そのタイミングで取っていただけないこともあります。

この時もそうでした、紙鳶さんが心苦しそうに、「その日は終日埋まっていまして‥。」と言う声が施術中の私たちの耳に聞こえます。


きっと他の施術を受けている人にも聞こえているだろうと思います。




これは、別の日のお話。

2週間のペースでの通院が必要と言われ通い続けている人が、「私のおなか、手が掛かってすいません。他の方に早く予約枠を譲ってあげないといけないのに‥。」と、言われることがありました。

その方々、それぞれの努力で、自分のおなかと向き合い改善していくことで予約枠にゆとりができます。
自分のおなかが元気になるのと同じくらい、「また私のように元気に人生が豊かになって欲しい。」と願いを込めて改善に取り組んでいる人たちがいる。

“短期間で!”とか“一回で効果が!”など、世の中はなるべくお手軽に、損をしないように‥と言うことにばかりフォーカスしているように感じます。



けれど、ここはそうじゃない。


皆自分と向き合うことを時に恐れながら、時に希望に満ちながら、今日のわごいちの時間を過ごしている。


人それぞれが、自分以外の人に対して思い遣りを持ってこの場所へ訪れている、直接顔を合わせなくても。


はじめてわごいちを訪れる人は、この空間を楽しむ人、驚く人、少し躊躇する人…、とそれぞれです。


お互いに築こうと努める信頼関係や、顔を見合わせていない人たちがお互いを思い遣る気持ち。


ここはそういうところです。






もちろん、私たちの技量が上がれば早くペースを月1回まで伸ばせるようになります。施術時間もより短縮できることでしょう。そうすればより多くの人を迎え入れることができる。

そうやって、私たちは修行に励んできました。


これまでも。そして、これからも。












池田参尽
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by wago-ichi | 2016-08-23 10:48 | わごいちのお客さま | Comments(0)


 大阪のど真ん中にありながら、畳と和紙と柿渋に囲まれて過ごしています。そんな整体院わごいちの日々を綴る公式ブログです。
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