和合一致



まるまる一匹、命を考える



ごめんなさい。35歳になって生まれて初めて経験しました。

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先日の、生駒の暗峠へ養鶏所の見学に行かれた師匠と紙鳶さんのお土産。

新鮮な有機有精卵ともう一つはこれ、親鳥のお肉でした。
そこには、「平飼い鶏肉 固いがうまいヨ むかしなつかしの味をご堪能ください。」と書かれ新聞紙に巻かれていました。

このような鶏のお肉はそう出会うことはありません。

開けてみるとビックリ。


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見事にニワトリ1匹の姿。

ガラとなる骨そして、お顔は落として綺麗に洗われてありますが、腹膜に覆われているまま上部左の少し赤く見えるのは砂ずりと言われる胃の一部。
中央部には「ささみ」、そして、下に見える黄色い玉は「タマヒモ」と言われるこれからタマゴになろうとしている卵巣・卵管などです。

「タマヒモの煮付け作ってよ。」と師匠に言われ、何も思わずハイ!と返事をしたのはいいものの、お掃除の仕方も下処理も
何も知らなかった‥!!

文明の恩恵を借りてスマホで調べつつ、生まれて初めてのなれない作業にハッキリ言って悪戦苦闘でした‥。
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これは、下茹でしたものを流水ですすぎながら管の中のお掃除をしているところ。


その間、何度も何度もニワトリのことを考えました。
師匠、紙鳶さんから聞くお話に出て来た暗峠の自然の中で、人に怯えることも無く元気に走り回っていたニワトリのこと。普段自分が食べている鶏肉の事‥ブロイラーと呼ばれる食肉用に育てられるニワトリの事。。。


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初めてのチャレンジ、タマヒモの煮つけが完成しました。
扱いなれないだけで行程事体は難しくはなく、どれだけ普段「食べる」と言うこと対してラクをしていたかと思いました。
お味は師匠リクエストのいろいろなスパイスを入れたカレー仕様で。


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多くの人の栄養源となるタマゴを生み続け、その役目を全うした親鳥さんのお肉。そして、「タマヒモ」の煮つけ。
一緒にいただいたお酒は「賀茂鶴」。鳥つながりで。


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なかむらさんか自慢のワケギで「ぬた和え」。紙鳶さん作。

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そうして「遊土ぴあ なかむら」さんから、お分けいただいたお野菜とともに、わごいちの宴はとてもとても豪勢な食卓となりました。




他にも、「ココロ」と言われる心臓も「レバー」と言われる肝臓も「ズリ」と言われる胃袋の一部もすべていただきました。
こうして、命をいただくときはまるまる一匹。本当に捨てるところはほとんど無い‥と、その実感を持てる出来事でした。

お味は、今まで食べていた鶏肉の概念が吹っ飛びます。
固いと思っていたモモはしっかりとジューシーに油が乗っていて、けれど胃への負担がほとんどない。油臭さも全くなく、焼いて出てくる油は綺麗な透き通るように透明で、灰汁がほとんど出てこないのです。味付けは軽くお塩だけ、それだけで十分。

噛み応えはかなりしっかりしているけれど、玄米をいただくように噛むほどに沁み出る旨味にいつまでも嚙んでいたくなります。

この命をいただくのは何の為??

「それは自分自身が生きる為」そう堂々と言い、しっかりといただき尽くしたい。


そして、つないだこの命を活かすために自分は何をすべきか・・・






5月3日、食をからめたイベントを考えています。


まだまだ詳細を詰めるのはこれから。
近日中には公開出来るかと思います。

今回企画するイベントは人数制限をする可能性もあるので、気になる方は細かくチェックしておいて下さいー!



お見逃しなくです!







池田参尽
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# by wago-ichi | 2017-04-07 10:57 | 食べ物とおなか | Comments(0)

歴代1位のこそばがりさん



わごいちに通い3年目となるきよえりさん。
きよえりさんの施術中に、面白いお話になりました。


そもそもきよえりさん。便秘と下痢を繰り返すご自身のおなかの弱さを改善したくてわごいちにいらっしゃいました。

今でも忘れません、初回のきよえりさん。

何をかというと‥

豊穣歴代1位のこそばがりさん!!

「ここまで踏めない人は初めてです。」と紙鳶さん。足を置くだけでこそばさで笑いが止まらなくなるのです。おそらく、後にも先にもきよえりさんが一番‥ではないでしょうか。

ですから施術もはじめはほぐして出す効果よりも、今のお体がなぜそうなっているのか状態を伝え、食事をはじめ生活改善を提案します。
そのお話をきよえりさんがどこまで信頼してくれるか、それが何より大事になりました。

当時(‥今でもまだまだなのですが)、話すのもましてや説得なんてもっての他の私が、ほぼ口だけで伝えるのは正直不安だらけでした。

「胃がガスでパンパンに大きくなっています。他の臓器を押しのけるように広がっている胃に腸も圧し潰されていて元気に働けない状態ですから、便秘と下痢を繰り返すのでしょう。」

と、おなかに手を当て温めるようにして説明します。

‥と、言いますも極度のこそばがりの人は神経がパニックを起こしているのです。

師匠からは、

「"痛い"よりも悪い体の状態は"こそばい"と感じてしまうこと。これはわごいちの触れ方の場合だけれど、僕たちが触れて"こそばい"場合は血流が滞り過ぎて神経が正常に反応できない状態だから。こそばがっている体を無理にほぐそうとするんではなくて、ゆっくりと手で触れて温めてあげるように施術を行う事が大切だよ。そうして温めることで血流を少しずつ流して痛みをちゃんと体が感知できるようにすることだよ。」

と、そう教わっていました。

その事をきよえりさんに伝えると、自分ではただこそばがりなだけだと思っていたところに、不調のサインがあった事を知って驚き、そして納得をされたようでした。

そこから通院を続けていくうち、こそばさは感じなくなり、全身を踏みほぐしても"痛気持ち良い"と感じられるようになり、便秘と下痢の症状も改善されました。


きよえりさん、長年続けているお仕事の問題が拘束時間。出勤は昼過ぎだけれど、仕事を終わり家に帰るのは0時近く。

食事改善に取り組み朝ごはん抜きは定着し、食べる内容も油ものを気を付け、玄米とお野菜中心の食事には変えているのだけれど、ゆっくり出来る時間はお昼までの間。

だから、その時にご飯を食べるのだけれど、食べ始めるとどうにも食欲が止まらなくなる。
もう止めようと思うのに作ったものも冷蔵庫にあるものも全部食べつくしてしまう。

そうして夜は遅いんだから食べず寝ようと思い仕事に向かうけれど、疲れて帰って来たら、やっぱりホッとしたくてついつい甘い物に手を出してしまう。

もうしばらく、そんな食生活になっていました。

「ダメって解っているから甘いものを消すように食べちゃうんです。昨日も家に帰ったらどら焼きがあって一瞬でパクッて‥。」ときよえりさん。

そこで、こんなお話をしました。

「きよえりさん。そしたら例えばそれがタイプの男性だったらどうします?街を歩いていてタイプの男性がやって来たら一瞬でパクッて‥、一時の関係になってそれで終わり。また歩いていたらまたタイプの男性がやって来て、一時の関係で終わって‥と繰り返してたら・・・」

そこまで話すと、

「それじゃ幸せになれないですよ~~~!!」

と、きよえりさんから返ってきました。

そうですよね。甘い物も同じなんです。
後に起こる害を考えたところでどうしても食べたいこともある。その時はちゃんと向き合って食べるかどうか何度も吟味して、それでも食べると自分で納得して食べるのと、一瞬で消すように食べるのでは、甘い物の存在意義は全く違ってきます。

そうして食べた後に「やっぱりダメだった‥。」と後悔しても、向き合って吟味した時間だけ後悔は大きくなって反省するのです。
その反省があるから次に活きるのではないでしょうか。

「何度も反省しましょうよ。もっと想いを馳せましょう。何度も後悔して反省を繰り返して、いつか幸せになる為に。」

と、「それにしても、すごい例えですよね。」と笑い合って「また頑張ります。」と、きよえりさんはお辞儀をなさり、その日の施術が終わりました。
もちろん今では触れても、こそばさはほとんどありませんから、おなかが不調のサインを出している痛い所は痛みを感じるようにがっつり深くほぐしますよ。



そんなきよえりさん、お付き合いも3年目となり、わごいちの事を自分の生活の中にしっかり必要な存在としておられます。

去年の年末は、自己管理が全く上手く行かずにどんどん調子が狂い、再びこそばさを感じ始めたご自身の体に、

「次の予約は2週間で来ても良いですか?」

と、何とか不調がどん底まで落ちないように頑張られていました。


きよえりさんは、当たり前のように月に必ず1度のペースでいらっしゃり、また変更されたこともありません。
実はこの方、お住まいは姫路城のすぐそばです。
姫路城と言えば兵庫県。近畿圏とはいっても1時間以上、往復で2時間強かかるところをもう何年も施術に通っておられます。
延着の多いJRですが遅刻されたことも私の記憶する限り一度もありません。

一度その事をお話した時には、

「私は1時間で来れるし、もっと遠くから飛行機に乗っていらっしゃる方も居るから全然近いですよ。」

と、おっしゃいました。

わごいちには本当に多くの方が遠方から通院をされます。ある人は雪深い中から、ある人は海を渡って、元気な時もしんどい時もまた沈んでいる時も、月に1度のお約束の日にお顔を見せて下さいます。


今の世は、「合理的」「便利」「効率的」「無駄なく」「都合よく」と、優先すべきものの基準が狂っているように感じることが多い中、わごいちでこうして出会う方々に私は教えていただいています。


それだけを優先していても、決して幸せになれないことを。


きよえりさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
体を変える‥自分を変えていくことはそう簡単には行かないことも多々ありますが、あきらめず見捨てず向き合っていきましょう。








池田参尽
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# by wago-ichi | 2017-04-06 10:25 | わごいちのお客さま | Comments(0)

魂の宿る卵かけご飯



今日のお昼ごはんは、師匠と紙鳶さんが養鶏所に見学に行かれた際に買ってきてくれたタマゴで「卵かけご飯をしよう!」という事になりました。

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そのタマゴとは・・・

奈良は生駒の暗峠にある「遊土ぴあ なかむら」さんの、『有精自然卵』です。

その養鶏所から届けられたばかりのタマゴ、温めるとヒヨコになります。
ご存知の方も多いと思いますが、一般的に流通している卵は、食べることを目的に生産されているので『無精卵』という受精していないタマゴです。ですから、どんなに温めてもタマゴはタマゴのままです。

「3人で分けよう」とタマゴを2つ割りました。

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しっかり硬い殻の中からは本当に綺麗なレモン色の黄身、そして跳ね返すほど力強い弾力の白身の卵が出てきました。

わたし、以前まで思っていたことがあります‥

それは、黄身の色が濃いものが良い卵だと。
そして良いタマゴの黄身の色は、赤に近いオレンジのような色のものだと。

必ずしも、そうではありません。黄身の色が変わるのは、親鶏の食べる餌によるもの。
オレンジだったり赤に近いような色をしている黄身はそういった色素の強いものを餌として食べているからだそうです。

だから、わざと色素が出やすい餌を与えて黄身に色を付けている業者さんもいらっしゃる‥とか。

このなかむらさんのタマゴはそんな小細工は一切されていません。
タマゴを生むニワトリさんたちは、棚田が広がる自然の中で、平飼いでのびのびと、無農薬野菜・有機野菜を十分与えて育てられているそうです。


自然の状態だから交尾も当然行われます。
ですから、冒頭の『有精自然卵』と言われるヒヨコになるタマゴとなります。

この卵かけご飯をいただいてみると・・・


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ミルクの味がしました。
しっとり甘くてタマゴ独特の匂いも一切無く、本当に牛乳のような‥

子どもを育むものは共通の味がするのかな。。。

魂の宿るタマゴを生まれて初めていただきました。





「えーー!!ヒヨコになるタマゴなんて気持ち悪い!」と、思いますか??

そう言いながら無精卵を一日2個も3個も食べるより、私はこの魂の宿るタマゴ一つを大事にいただきたいと思います。



「遊土ぴあ なかむら」さん、本当に貴重な命をいただき有難うございました。
また、ご多忙に関わらずこの機会をいただいたたーさん、有難うございました。

この際のお話は、Facebook「お腹元気サミット」で、紙鳶さんによる投稿があるそうです。
貴重な生のお話を、皆さんお楽しみにです!!

また、お土産はこれだけではありません。とても貴重な体験をさせていただきました。
そちらも後日ブログにアップしまーす♪





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# by wago-ichi | 2017-04-05 10:25 | 食べ物とおなか | Comments(0)

ガッツりほぐそう!!踏み合いっこ体験会始まりました!


さぁ!!始まりました、

「ガッツりほぐそう!踏み合いっこ体験会」!!

昨日の第1回目は日曜マッスル部からのスタートとなりました。


続々とあった申込みにこの日は満員御礼通り越して定員オーバー!!でも皆さんのお申し込みをお受けさせていただき、稽古場は人でイッパイ!!有り難いことです。

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今回は可能な限りで子どもの参加もOKにしようという試みに、可愛い7歳の女の子の参加があって活気に溢れる稽古場。


稽古の流れはいつもの千照館の通り、全身をペアで交互に踏みほぐしていきます。
ですから体験の方もそうします。「はい、じゃあ上下交代して体験の方も踏みましょう~!」と井上指導員。


稽古始まり踏まれて5分、「ええ~~~~~~~~!!」という参加者の皆さんの声にカメラマンをしていた私も思わずニヤリ。
そうですよね、びっくりしましたよね。もう踏むの?私も踏めるの??て。


ええ、踏めるんです。

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ほら、7歳の子どもさんも抵抗なく踏んでいます。
しかもめっちゃ上手だぁ‥。


踏み方の型や基礎、もちろん注意点は指導員がちゃんと踏み始めに伝えます。
そこからは踏んで踏まれて、交互に踏み続けます!

素人も門人も関係なく、踏み合っている相手が先生です。


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一生懸命に相手を見て、恐る恐る踏んでいたら、「怖がらないで大丈夫です。とっても気持ちいですよ。」と声がかかる。

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丹足を経験していても、やっぱりどうかな‥と不安になっているところに、「すごい!!気持ちいいです!!お上手ですねー。」と、参加者の方の言葉が。とっても嬉しそうだった門人さん。そりゃそうです、褒められるのは誰でも嬉しいものです。


これが丹足の醍醐味。

踏んでいるのは人形ではなく、踏まれて気持ち良いと感じ、時に痛いと感じ、もうちょっとここを踏んで欲しい‥、と何かを感じて言葉を発する"人"です。
そうして、踏んでいる"人"から伝えられる声によって今の自分を確認できる。

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どんな私か、踏み始めと同じか、以前の稽古から変わったか、変わったのなら何が変わったか‥自分の何を変えたいと思って踏んでいるのか。

私もカメラを通して皆さんを見ていて、今一度丹足の原点である「人在りき」ということを思いました。
社会の中で、家庭や仕事を通して人と繋がらない訳には行きません。どんどん便利になることで孤立化が進み、人との関りが薄れていると言っても、一歩外に出ればやっぱり人が居るんです。自分よりも遥かに多い数の人が。

でも無視して私は一人生きている、その方が不自然ですものね。
人を感じ、人に触れ、言葉を伝え合える。それだけで変わるものがある。

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稽古後半「踏んで踏まれて」を繰り返すうちに波が伝播し、初めて踏んでいる参加者の方がどんどん上手くなっていきます!!
恐々踏んでいたのはいつの事??というくらいに。



これが踏み合いっこする威力。新しい波が起こり、これまでの波を取り込んでより大きな波を起こしていく。


今回の体験会は一つの変化の時です。この新しい波に門人の皆さんも乗り遅れないように。
画面の目の皆さんも、足踏みしていると出遅れちゃいますよ‥(にやり)


まだまだ、「踏み合いっこ体験会」は始まったばかりです。4月と5月残り9つ全て無料で何度でもご参加いただこうと大盤振る舞いの今回の企画。

はっきり言って楽しいです。
素人も経験者も、なーんにも関係ありません。それは昨日の稽古が証明しています。
「私は経験が無いから‥」「運動が苦手だから‥」という方!!

お申込みはこちらへどうぞ。→sensyokan@onaka.main.jp


どうぞよろしくお願いいたします。



★「踏み合いっこ体験会」の近況(4/4現在)★
※日時の左をご確認下さい。
(〇‥空あり、‥少し空あり、ギリギリ、×‥満員)

4月
ー4月 2日(日) 午前10:00~
ー4月 3日(月) 午後18:30~
4月15日(土) 午後15:30~
〇4月17日(月) 午後18:30~
4月20日(木) 午前10:00~


5月
〇5月 1日(月) 午後18:30~
5月 7日(日) 午前10:00~
〇5月 9日(火) 午前10:00~
〇5月15日(月) 午後18:30~
×5月20日(土) 午後15:30~









池田参尽
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# by wago-ichi | 2017-04-04 10:14 | 千照館・丹足 | Comments(0)

おめでとう!!


4月4日、暖かい春の日。


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明日は、私の大好きな甥っ子の誕生日です。

私の兄には2人の息子が居ます。

この子たちが居たから、私は子供嫌いではなくなりました。
ええ、もともとは子供が苦手だったんです。

商店街育ちの私は、子どもの頃から「小さい子」とおじいちゃんおばあちゃんからから扱われていたし、お姉ちゃんお兄ちゃんに遊んでもらうことはあっても、自分が小さい子供の世話をすることは本当に無かったなー・・・

だから子供たちの楽しい時はハラの底から笑う、嬉しい時はハラから喜ぶ、自分のハラの中を隠さずに、どんなときでも本気で怯えずに向き合ってくる…その子どもたちにどう返したら良いのかわからないから、気付くと私は「子供が嫌い」と言って敬遠するようになっていました。

そもそも結婚願望は無かったですもの…、そんな私が彼に出会って価値観が変わりました。
赤ちゃん、そして子供という存在を私にとって身近にしてくれた彼に私はとても感謝しています。

…と言いますのも、そもそもの私の人生は「生」よりも「死」に多く出会うところから始まりました。

私が生まれたとき、一緒に住んでいた祖母は膵臓癌の末期で数か月後に亡くなりました。そして、その夫である祖父が亡くなり、母側の祖母、祖父が亡くなりました。その後も叔母が亡くなり、叔父が亡くなり…と。

親戚の中でも私が一番年下であったので、「生まれた!!」と新しい命に立ち会うことは無く、お葬式に出席する回数の方が多かった。


祖母の死はさすがに記憶に無く、一番古い死の記憶は祖父でした。
偶然にも、甥っ子と同じ小学校3年生の夏に私の祖父が亡くなったとき、人生で初めて「人が死ぬ」こと…まだ理解できていない「死」に触れ、皆が悲しんでいるあの空気を肌で感じ、訳が解るような解らないような…でも、涙が流れてきたことを覚えています。

そして身近になってしまった「死」を思い、夜中の暗闇に答えの出ない「死」というものの存在に飲み込まれそうで恐怖を感じました。



2年前の父が亡くなった日、家に着いた甥っ子は「じいちゃんまだ寝てるって?起きたら何して遊ぼうかなー♪」と扉を開け、魂が抜けて空っぽになった父の体を見て、「じいちゃんじゃない。」と一言ぽつりと言いました。

甥っ子たちはお葬儀屋さんと一緒に、"じいちゃん"に白い着物を着せ、5円玉が6枚入った袋を首にかけ、棺に納める死に準備をさせてもらい、その一つ一つの行いに一生懸命向き合い「死」というものを確認していく様でした。

父はそうして、自分の繋いだ命のこれからを生きていく子供たちに「死」というものを教える、という最後の役目をきっちりと終えてあの世にいきました。




この春、5年生になる甥っ子は、この間のお彼岸にお墓参りに行ったとき「じいちゃんが生きてたらなー…」と言葉をこぼして私の手を握り、再び出会うことのないこの世とあの世の別れというものを理解し、受け入れているようでした。

そんな彼に、私は父を感じることがあります。
今はこの世に居ない父の存在を強く感じています。



私は、まだ自分の生きる道を掴んではいません。
けれど今日も朝を迎え、こうして呼吸が出来て、大切で大好きな人たちに会って、今こうして居られること‥確かに生きている。
当たり前では決してない、決してない。




ちゃんと生きよう。
必死に今を生きている子供たちに教えてもらおう。
怯えず焦らずハラを決めて、その自分のハラに自信を持って進めるように、今目の前のことに一生懸命取り組もう。



11歳のお誕生日おめでとう!!
元気で居てくれて本当にありがとう。


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池田参尽
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# by wago-ichi | 2017-04-03 10:30 | マイプライベート | Comments(0)


 大阪のど真ん中にありながら、畳と和紙と柿渋に囲まれて過ごしています。そんな整体院わごいちの日々を綴る公式ブログです。
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