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特別な誕生日


今日は、好評をいただいているこちらの記事、やままいさんのお話の続編です。

わごいちでもそう起こらない「数日後に再来院を」と師匠が判断するほど、ひどい胃の状態になってしまった年明けから、なんとか無事に乗り越えられ、そして今月の施術にいらしたやままいさん。

ご調子はいかがですか?と伺うと、

「すいません。昨日が私の誕生日で食べ過ぎてると思います…。」

と、ご返答。

わごいちに通う皆さんきっと頭を悩ませるであろう誕生日。

特別な1日。お祝いしてもらってるんだから食べたいように食べていいかしら…でもそうなると今までの頑張りが…、いや!でもこの日ぐらいは…と葛藤し皆さん悩んでいるかと思います。

この日、やままいさんのお誕生日の出来事を聞いた私たちは、とっても幸せな気持ちになりました。

前回の記事をアップしたのをご覧になったやままいさんは「記事を読んでいる途中で、えー!私の事やん!てビックリして、恥ずかしいー…でも、有難うございます。」と、自分の事が書かれていて驚いたそうです、すいません。続編書かせて下さい!



3人の子どもを持つやままいさんは、毎年誕生日にはご自身でバースデーケーキを手作りしていたそうですが、今年は年明けの胃のこともあったのか、ご家族には「今年はもう誕生日ケーキは焼かないね。」と伝え、ご飯も特別に何かは用意せずに、いつも通りの献立にしたそうです。

そして迎えた当日、なんと長女ちゃんがチョコとマシュマロを混ぜて固めたチョコバーを手作りしていている、というサプライズが待っていたそう!こっそりとご主人さんが買い出しに行ってくれていたとのこと。

そして、子どもたちでお祝いしてくれて、下の男の子は200円を握りしめ「何でも好きなもの買ってあげる!」と言い、「そんなんで何にも買えないよー!」と返すと、末っ子の妹ちゃんが「じゃあ私も!!」とありったけの小銭を持ってきたそうです。

やままいさんが「そんなんで買えないからいいよー!」と遠慮しても、「大丈夫!何でも買ってあげるよ!!」と、何度も言ってくれたそうです。そしてご主人さんが帰宅、手には何とケーキの箱が…。

「ケーキは食べないと伝えようと思ったんです。けれど、開けたらハートの形をしたムースのバースデーケーキで…。」と、やままいさん。なかなか男の人でハートのケーキを買うって恥ずかしいものです。それを内緒で買ってきてくれる、じんわり愛を感じますよね。

「それはいただかなあかんやろー。美味しかった?」の師匠の問いに、「美味しくいただきました…。」とやままいさん。


とても素敵なご家族のお話を聞かせていただきました。





そんなやままいさんのご家庭では、白米がお好みのご主人さんと玄米を食べたいと思うやままいさんと、食卓をどうするべきなのか悩んでおられたようです。

‥と、言うのも男性で玄米をすっと受け入れられる人は本当に稀です。
多くの男性は、やっぱり真っ白の白米を好みます。

家族で囲む食卓に、同じものをいただきたいと言うこともあって、玄米を三分付きにして出すけれど、良い顔をされないので次は五分付きにしてみたけれど、いまいちの反応。

「やっぱり白米にするべきなんですかね…。」

と、質問されるやままいさんに師匠はこう返したそうです。

「そこは、君が折れるべきだよ。ご主人さんには白米を炊いたげて、自分用に冷凍しておいた玄米を温めて、別々で用意したらいいんじゃないかな。」

すると、

「先生たちはやっぱりレンジでチンはしませんよね。蒸すのは手間なんだけどレンジだと電磁波が気になるし…。」

と続けるやままいさんに、

レンジてチンする電磁波なんてご主人さんともめることを思ったら体にとって微々たるストレスなんじゃないか。そのレンジの電磁波よりスマホいじって浴びてる電磁波の方がよっぽど多いでしょう、と師匠は続けたそうです。




くしくも、同じ日にわごいちにいらしたたかまささん。

子宮筋腫を長らく抱え、手術を避けるためこれ以上は大きくならないように、わごいちでの通院を始められました。
改善に向けて食事を変えて行くと、やはりご主人さんが良い顔をしないときがあるそうなのですが、

「その時に衝突して言い合いしても何も変わらないんですよ。だから、女性の方がまずは一旦受け入れる。そうして少しずつ自分のやり方に替えて行くんです。」

と、夫婦仲良くいられる極意を教えて下さいました。

たかまささんは、わごいちの丹足を見よう見まねでご主人さんのふくらはぎを夜には踏んであげるという仲良し夫婦さんなのです。

師匠は言います。

「何だかんだ言っても男は女性に勝てないよ。男は仕事の間は仕事、家庭に帰ってようやく家庭の事へと頭を切り替えるけれど、女性は1日の間で常に頭のどこかで家庭の事を考えているでしょう。そんな女性に男はやっぱり勝てない。」

と。



やままいさん、まだまだ紆余曲折はあるのでしょう。


それでも今日の日を思い出したらきっと頑張れる。そんな1日は誰にでも起こっていて、自分にとって起こる出来事を大事なことと思えるかどうかなのではないでしょうか。

やままいさんにとって、この誕生日は例年のような豪華な食事じゃなくても、自分に特別なケーキを焼かなくても、これまで以上に家族の愛を感じたバースデーだったようです。

「いつも怒ってばっかりなのに…、家族は私のことを想ってくれているんですね。」

このやままいさんのお誕生日の1日の出来事を聞いていた私たちに、師匠はこう締めくくりました。

「やままいさんの素直さをみんな感じているんだろうね。それは、すぐに変われるものじゃないから、これまでのやままいさんの生き方がずっと素直だったんだろうね。だからみんなに愛されるんだと思うよ。」

とおっしゃいました。



やままいさんは子どもたちが握りしめた小銭で、子どもたちと一緒に100均へピアスを買いに行くそうです。

何十年経ってもそのピアスを見る度に、この特別な想いで迎えたこの日の誕生日の出来事を思い出し、またご自身の体と向き合うことを頑張れるのではないでしょうか。



やままいさん。素敵な続編のお話を、有り難うございました。








池田参尽
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by wago-ichi | 2017-02-27 10:30 | わごいちのお客さま

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