わごいちのご近所さん④「白樺」
2017年 09月 20日
台風も無事に去り何よりと、ほっと一息の大阪です。
さてさて、わごいちのご近所さんシリーズ第4弾は、こちらをご紹介。
喫茶「白樺」さんです。
こちらは、船場の純喫茶の中でも老舗中の老舗。
コーヒーは、正統派ネルドリップです。しっかりと濃いめ。そして、カフェオレはエバミルクを使って作られています。
エバミルクは簡単に言うと、牛乳を煮詰めて濃度を濃くしたもの。牛乳は乳脂肪分という油分が含まれるのでエバミルクは濃縮されている分、牛乳以上に胃に負担となります。
…と、解った上で注文。
普段は全く飲まなくなったカフェオレを、「今日はとっておき」と、ホットで注文しました。(本当は大好きなのです…。)
少しミネラルを感じる味わい。おなかに「ごめんなさい!」と言いながら、久しぶりのカフェオレを美味しくいただきました。
こちらの白樺さんは、船場の老舗の純喫茶の中でも、比較的早くに禁煙に踏み切られました。
長らく続けてこられた喫茶店が禁煙へと切り替えるのは、やはり大変なことだと思います。
でも、白樺のママさんはこうおっしゃいます。「禁煙にしてからも、すぐそこのタバコ屋の喫煙スペースで、一服してから来てくれる人も居るんですよ。」と。
ママさんの決断のお陰でたばこの煙の心配をすることなく、ゆっくりと過ごさせていただいています。
こちらの喫茶「白樺」は“中央大通り”沿いにあります。
「“中央大通り”て何??」と大阪外の方は存じ上げないかと思うのですが、浪花マダムの間では有名な通り。
なぜかと言うと、この“中央大通り”に沿ってズラーッとお店が並んでいるのです。「船場センタービル」という問屋街。布や衣服を中心とし、小物やインテリアまで何でも揃います。
もともとは「繊維の街」と言われていた船場。その歴史を長く見て来られた白樺のママさん。船場の事は何でもご存知なのではないかしら‥と、私は密かに思っています。
白樺さんの営業は朝は8時過ぎから、夕方5時頃までだそうです。
そして、白樺さんのお隣には、「フルーツショップINOUE(いのうえ)」があります。こちらは最近できた新しいお店。何でも揃うこの街も、意外と果物専門店って無かったんです。
そんな中で現れたこちらのINOUE(いのうえ)さんでは、旬の果物が旬だからこそお手頃なお値段で入り口に並び、お店の前を通る度に季節が移り変わって行く様子を感じます。
ご家族へのお土産に旬を届けるのも良いんじゃないでしょうか♪
この“わごいちのご近所さん”シリーズ、「県外組への愛を感じます!」とラブレターをいただいて、今日は調子に乗っちゃいながらお送りしました。
お陰様で、当たり前に通っていたこの街の魅力に、私も改めて気付かされています。
☆店舗情報☆
池田参尽
by wago-ichi
| 2017-09-20 10:30
| わごいちのご近所さん