終い仕事
2017年 12月 31日
今年も本当に多くの方との出会いがあり、また多くの出来事とともに常にわごいちはありました。
このブログを1年間変わらず応援してくださり、本当に有難うございます。
力及ばずながら、公式ブログを担当させていただいたことはたいへんな光栄でした。
先日、28日の最終日にわごいちも新しい年に向け、皆で大掃除をし清めました。
(皆様ご存知の「わごいち名物・四股踏みホウキ」)
そして、今日を持って池田参尽担当の『和合一致』は終わります。
最後に、これまでブログを書いてきて思う事にお付き合いいただけましたら幸いです。
文章を書いてみたいと思ったことはありました。けれど言い換えれば「私の想いを聞いて!!」であったことを知ります。
読む人は何が面白いのか‥文章を読んだ人がどう思うのか、読んでいる人が何を求めるのか、それを考えることが大事なんだよ、という師匠の言葉とともにブログを書く毎日は始まりました。
これって会話も同じなんですね。話す相手がどう思うのか、何を求めて、大事な時間を使って今私とあなたは話をしているのか・・・
常にそのことを忘れず、思いを留めておくことの難しさ。当たり前にその思考を持っている人はたくさんいる。けれど、私は油断するとすぐに忘れる。想いがそこから離れる。今目の前の起こった出来事にすぐに心移りする。
自分で解った気でいた「35歳酉年の私」の化けの皮を、毎日毎日書くブログの記事によって一枚一枚剥がされていたように思います。
"サボればバレる。気を抜いたら見抜かれる。調子に乗ったら飽きられる。"
それが私にとってのブログです。
ブログを書くという仕事を任されて、日々の更新が自分の中で日常化するまで、結局1年かかりました。
ブログで頭がいっぱいになってしまってすぐに余裕を無くしていました。けれどそれではいけません、やるべきことは他にも沢山あります。
常に想いを置きながら、起こって過ぎ去っていく出来事一つ一つと繋がっていながら、大事なことをキャッチしその考えを深め続けて毎日過ごさないと、あっという間にただ日々は過ぎて行きます。
これから私がわごいちでやっていくことは、このブログの取り組み方で学んだ事を日々に活かすことではないかと思います。
自分の感情論ではなく、理論のもとにあれるように。
「解った!」と思ってそこで終えないこと。解った気になった瞬間にその自分を振り返り、そう思った自分に疑問を持ち戒めること。
感情はどうあっても無くしません。非常に感情的な人間ですから。笑
(草人さんの手打ち蕎麦でみんなで少し早めの年越し蕎麦ー師匠作ー)
(紙鳶さんが冬支度して下さった、難波神社さんの見えるベランダの植え込み)
私は、ずっと「変わりたい!変わりたい!!」とばかり思っていました。「変わりたい」なら、その自分を変えるのは誰なのか。その為には何が必要なのか。何が今の自分に足りないのか。
わごいちはジャッジをする場所ではありません。行きたいなら行けばいい、居たいのなら居ればいい。そんなことは自分で勝手に決めればいいこと。
「どう生きるのか。」
人は自分で道を拓いて行くしかありません。
このブログを担当する日々の中で、その事に改めて気付かせていただけたことを本当に感謝しています。
まわりまわって、帰って来た「問い」は同じものでした。けれど、そのまわり道は私にとって財産です。
これまで多くのご声援をいただき、皆さま有難うございました。
さぁ、新しい年が明けます。そして、井上紙鳶が担当となり新たにブログが展開されていきます。
どうぞ‥!!
どうぞお楽しみにですーーー!!!
(女将さんが母娘と三代で作って下さったお節のお裾分け。ああ‥幸せ。)
皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
平成29年12月31日 参尽
また明日、元旦の1日はご新規様予約受付の日となります。
※12/29(金)~1/5(金)まで、わごいちはお休みをいただいています。お申込みのご返信は1/6になりますのでご了承くださいませ。
ーくらし部門に応募しますー
池田参尽
by wago-ichi
| 2017-12-31 23:00
| 師匠・弟子