「胃下垂は太らない」のか


「胃下垂は太らない」

世間一般ではよく言われていることで、耳にされたことのある方も多いことでしょう。


「胃下垂は太らない」のではありません。
「胃下垂は太れない」のです。


その理由と胃下垂の本当の原因を解説していきたいと思います。





「太れない」のはなぜか。

先に回答を言ってしまいますと、消化吸収能力が極めて低下した状態にあるからです。


本来健やかな状態であれば、食べたものは胃で消化され、腸が吸収をして肉体を作っていきます。
ごく簡単に言ってしまいますと、それができない状態にあるのが胃下垂である、ということになります。


なぜそんな状態になってしまうのでしょう。




◆胃下垂の本当◆

胃下垂は字のごとく、胃が下へ伸びたまま、元の大きさ、元の位置に戻らない状態を指します。

胃が伸びて下がっているということは、その下にある腸は...???
おなかの中は一体どんな状態になっているのでしょう。






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↑↑こんな状態です。149.png




うねうね横たわる腸の中に、胃がズボッ!!!
と、落ち込んでしまっているのです。



無理矢理伸ばされた胃の壁は、常に大きなストレスを抱えて炎症ができやすい状態です。
落ち込んできた胃のせいで腸にもストレスがかかり、炎症を作ります。
その炎症が胃と腸の癒着を生み、胃が縮もうとする運動を妨げてしまいます。

胃も腸も大変ストレスフルな状態に置かれているわけです。


胃が伸びた状態が慢性的になり、結果、慢性胃炎・胃潰瘍、もしや胃癌の可能性だって......



これが胃下垂の本当の怖さです。





整理しますと、

①胃が伸びたストレスで胃の壁にストレスがかかる
  ↓
②胃に炎症がおこる
  ↓
③胃の機能を損ねる=消化不良
  ↓
④伸びたままの胃に腸が押し潰される
  ↓
⑤腸に炎症がおこる
  ↓
⑥胃と腸が癒着する
  ↓
⑦腸の機能を損ねる=吸収不良
  ↓
⑧腸に引っ張られ慢性的な胃下垂になる




慢性的になればなるほどこのループが繰り返されるわけですから、胃も腸もダメージは大きくなるばかり、大事な消化機能も吸収機能も落ちる一方です。

栄養が吸収されないのですから体力は奪われます。回復力を弱めます。






「胃下垂の人は食べても食べても太らない」

.......「食べても食べても身にすることができない」のですね。


美しい痩せ方とは言えそうにありませんし、大病を引き起こす可能性もあるのが胃下垂なのです。



これからも折に触れて、わごいちの考え方を書いていきたいと思います。





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(昔に師匠が子供にでも解りやすいイメージとして書いてくださった絵)





井上紙鳶

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by wago-ichi | 2018-04-06 15:50 | 症例・胃 | Comments(0)

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