靭帯の声が聴こえる


「わごいちはおなかを揉むところ」と思われがちですが、わごいちで揉むのはおなかだけではありません。

首も喉も肩も背中も、肋骨も腕も肘も膝も、股関節や手足首、指に至るまで、おそらく脳以外は全身揉みます。


先日、約束通り前回の施術から2週間後に続けて施術を受けました。(参考記事「自分のことは自分が一番わからない」)
しっかり踏み込んだ施術をすると、事前に約束をしていた今回の施術。始めからちゃんと気絶間近なくらい痛かったです。嬉しいような悲しいような...もちろんここまで踏み込むのは弟子だからだそうです。



私がここわごいちの弟子を辞められない理由は、どうしても知りたいことがあるからです。(まるで辞めたいくらい辛い修行があるかのような口調ですが、このブログを読んでくださる皆様には、むしろ遊ばせてもらい過ぎだということはバレバレのことと思います...)







「靭帯の声が聴こえるかい」
 


7年目にしてはじめて、肩の施術をしていただきました。

我が師匠の施術は、やみくもに関節周りを押して弛めていくというやり方ではありません。
それでも十分気持ちいいし効果も出るかと思いますが、全く質が違います。



見ているものが違う。


一つではない、二つでもない。
全体の中の一部、だけでさえない。

どう動きたいか、どう弛みたいか、どこまで動くかどこまで弛むか。
今目の前にあるこの肩の、全方向への可動範囲の最大値はどこまでか。

可能性のギリギリを把握し、最短で実現する。


残念ながら、自分だけでは未知の可動域です。自分の体なのに。



だけどこれも、私の感覚でしかありません。
師匠の思うところは他にあるのだろうと思います。
ただ弟子として悔しいのは、筋肉でも骨でもなく、靭帯の声が聞こえると仰ったこと。施術中はそんなことを考える間もありませんでしたが、後々になって「靭帯って~!!」と時間差一人突っ込みです(笑)






「靭帯の声が聴こえるかい。」




その言葉に疑いを抱く隙など、微塵も持てない施術体感でした。
必ず月に一度、十数年単位でわごいちに通われているお客様方の気持ちを、改めて身近に感じた気がします。



他にはないのです。

絶対に「ここ」を外さない見方、そこを周りと調和させていく仕方、全体ごと底上げしていく見通しと鮮やかなまでの実現力。
ゆとりこそあれ、まるで無駄がない。


靭帯の声は一例でしかありません。

声なき声を聴くこと。
おなか揉みも丹足も、それが全てと言っても過言ではないだろうと思います。





私にはまだ分からないのです。
分かる日が来るかどうかも分かりません。

今の私の技術でも十分世間ではやっていけると思うし、やりようによってはお金儲けもできるだろうと思います。


だけど私はどうしても声が聴きたいし、声が聴こえる人間になりたいのです。

そこから生まれる人間同士の、生き物同士の営みに憧れています。



基本の勉強はもちろん、技術も感性も精神力も、まだまだ必要だし高め深めていきます。
わごいちはそれを目指す場所だし、目指せる唯一無二の場所だと思っています。


まだ私の理解の及ばない奥底が、わごいちの施術にはあります。






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☆追伸☆
今回の施術では両肩に加え、喉、そしてもちろん内臓もしっかり揉んでいただきました。施術後は、やはり疼きや痛みを乗り越える夜となりましたが、生まれてはじめて胃以外の内臓が動く音、動く感覚を覚えました。
とても感動的でした。






井上紙鳶

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by wago-ichi | 2018-04-07 15:38 | 師匠・弟子 | Comments(0)

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