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ロキソニンで貧血?!の検証


参尽さんが親知らずを抜く手術をされました。
結構大掛かりな手術で、口の中を6cmも切るという...局部とはいえ麻酔もたっぷりです。




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(腫れもだいぶ引いてきて一安心です)



私たちは普段あまり薬を服用しませんので、薬に対する耐性が弱いです。ということは、薬が効きやすい体の状態になっていると言えます。



私も2年ほど前に親知らずを抜きました。私の場合は1秒でコロッと抜けるような簡単な抜歯でしたが、やはり麻酔の注射は打ちました。量的には多くはないはずです。

......が、麻酔を打った瞬間全身が震え、意識は朦朧、治療後のことはよく覚えてません。何とか帰宅し、お水をたくさん飲んで休んだ翌日...むくみで顔がパンパン!お面をかぶってるのかというくらいに腫れあがっていました。(笑えないくらい酷い顔でした...笑)


薬を抜いて5年ほどたった頃の話です。薬って怖い・・・体って正直・・・と改めて感じた事を思い出します。




さて、ロキソニンの話です。

参尽さんも抜歯後の痛み止めに、ロキソニンを処方されていました。
ロキソニンはいわゆる鎮痛剤として、そして解熱剤として、私たちにとって頼もしい味方であろう薬です。誰でもいつでも買うことが出来て即効性がありますから、「困った時のロキソニン」、そして「痛み予防のロキソニン」としても広く使われているようです。


そのロキソニンに頼る気持ち、すごく分かります。痛みを和らげてくれる薬の恩恵には、誰もが感謝しているはずです。それと同時に、再三私がこのブログでも書いてきたように、長期にわたる副作用として怖いのが、肝臓や腎臓などに分解されない薬の成分が蓄積し、内臓機能を低下させることです。



ですが今日のお話は、ここからです。


ロキソニンで痛みを抑える、発熱を抑える、ということによって、体の中では何が起こっているのか。
その事を書いていきたいと思います。




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口から取り込んだ薬の成分は、主に小腸で吸収され、肝臓を経由して心臓に運ばれます。心臓から血液にのって全身へ移動し、効果を示す細胞へと届いて効き目を表すといった流れです。

鎮痛剤であれば痛みのあるところに効果が出るわけですが、薬の成分が届くのは決してピンポイントの細胞ではありません。血液にのって全身を巡るのですから、どこにもかしこにも薬の成分は行き届いていることになります。痛くない正常な細胞にもガンガンぶち当たっていくのです。


運ぶ血管にも決してダメージが無いとは言えないでしょう。
治癒力さえも?・・・

もともと痛いということは、そこに炎症があるからかもしれません。その炎症による痛みを抑えるということは、一旦その炎症をなかったものにする、ということになってしまうのではないでしょうか。

一旦治まったかのように思いますが、炎症が治ったわけではありませんから薬の効果が切れればまた痛みます。
服用します。
ダメージが深まります。
その繰り返しです。


私が鎮痛剤を常用していたころを思い返すと、1ヶ月に1回、39度にもなる高熱が必ず出ていました。その1ヶ月のスパンの間に生理痛や体の痛みを抑えるために鎮痛剤を何度も飲んで、何とかやり過ごした(つもりでした涙)ものの最後は大爆発。・・・その高熱さえも鎮痛剤で抑え込もうとしていたのですけれど。鎮痛剤頼みにも程がありますね。



抑え込んで抑え込んでダメージを深めて大爆発。
ロキソニンで大爆発。ストレス溜めて大爆発、と似たようなものかもしれません。

痛みには必ず原因があります。その原因を突き止め解消しない限り、その繰り返しは永遠に続き、傷は深まり広がる一方なのです。




そしてもう一つ、血管が脆くなることも考えられます。
考えてみれば必至のことかもしれません。薬は血管を通って全身に行き渡るのですから。

血管にもダメージが与えられ、血液がにじんで・・・じわりじわりにじんで・・・貧血?!



わごいちでの施術時間の時です。隣のお布団で、長年重度の貧血症に悩んでおられるお客様と師匠がお話されていたのです。
そのお客様は胃腸に炎症が多く、その傷から血液がにじみ出てるから貧血になるのだというお話でした。そのお客様は、ロキソニン常用者でもありました。
 
隣でその話を聞き、得心しました。私はそうした炎症と貧血の関係性を疑ったこともありませんでしたが、必然的明朗な理論です。


私自身を振り返った時、貧血というかめまいというか、そうした症状が出始めたのは、確かに体の痛みが強くなってからのことです。
血管のもろさは鎮痛剤によるものだけではないでしょう。しかし、少なくとも一端になっている可能性はあると思います。




鎮痛剤はあくまで鎮痛剤です。「痛い」という信号をシャットアウトする作用であって、炎症を修復するわけではないのだということを今一度認識頂けたなら、ロキソニンを過信する怖さに思い至るのではないでしょうか。

そうであれば幸いです。

薬も時には必要です。しかしあまりに過剰になると、そのせっかくの効果が攻撃になってしまう可能性だってあるのです。
薬の怖さを身を持って体験してきた者としては、皆さんに、特にこれからを生きていく若い世代の皆さんに、同じ思いと苦労をしてほしくはありませんから。




痛みを根本からなくしたいという方は、わごいちへご連絡ください。
次回ご新規予約申し込み受付日は5月1日(火)です。2日~5日までお休みをいただいておりますので、ご返信は6日以降になります事、ご了承ください。
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井上紙鳶

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by wago-ichi | 2018-04-29 14:47 | 薬の副作用

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