おなかのなか、見えてるんですか?
2018年 09月 03日
「前回の施術の翌日に、なかなか出ずに苦しんだ石が出てくれて、痛みから解放されました。本当にありがとうございました。」
4週間前の施術のその日、落ち着いていた尿結石による血尿が再発し、朝から酷い痛みのある状態でそのお客様は来られました。
私が最初に施術に入ったのですが、尿管から離れた胃の上部の炎症を触っても患部に痛みが響いて、丹足で内腿を踏むことさえできない状態でした。
院長先生に事情を説明し、私の後院長先生が入られました。
その翌日に石が出たそうです。
(年に2回、このお客様が決まって送ってくださるご挨拶の「玉川」)
石が出たその4週後の施術だった昨日、こんなお話をしました。
「石が出て本当に何よりです、私もホッとしました。お医者様に言われる通り色々努力もして、お薬も飲まれてもなかなか出ずに、随分苦しい思いをされましたものね...前回のあのタイミングで院長先生の施術をしっかり受けられて本当に良かったですね。」
「(三宅)先生が痛むところを触ってくださったんですけどね、痛くないくらいに優しくそっと手をおいて触ってくださって......そしたら下腹から足にかけてじわ~っと、どんどん温かくなっていって...血流がよくなったんでしょうね。そうしたらおなかの上の方を触っても痛みが響かなくなって、今度は胸から腕にかけてじわ~って。ほんとに、いったい先生の手はどうなってるんでしょうね(笑)」
「院長先生がおっしゃるには、石を無理に流そうとはされなかったそうですよ。石のあるところを触ったら傷つけてしまうかもしれないから、慎重に患部の周りを柔らかくなるように解したと言っておられました。」
「石のあるところが分かるんですね。」
「分かるみたいですね(笑)」
「先生、おなかのなか見えてるんですか?」とお客様に言われることはよくあります。ただ、院長先生の「見えてる」は、余りに特別で明快です。
見えているものが違えば、当然出来ることも違ってきます。悔しいですけれど、そこは修行あるのみ。
施術の翌日に石が出たことは、お客様にとっては奇跡と言っても過言でないほどの安堵と喜びであったようです。
「朝起きたら下着の中にころっと石があったんですよ(笑)7㎜ほどでやっぱりギザギザでした。もう、ようやっと出てきてくれて、気持ちも本当に楽になったし...ご心配おかけしました、ありがとうございました。」
本当に良かったです。
井上紙鳶
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by wago-ichi
| 2018-09-03 17:28
| わごいちの技術