唐揚げ談義
2018年 10月 20日
「またいつか、唐揚げとか、そういうものが食べられるようになる日が来るのでしょうか。」
施術中、そんな質問を受けることがあります。
「美味しく食べられる日は来ますよ。」
そう答えて、その後を次ぐ言葉は
「だけど内臓の調子が良くなるにつれ、以前のように欲さなくなっていくと思います。油やお肉ではじめに受ける胃の炎症も、敏感に感じるようになられてきていますから。」
これは今、唐揚げを欲さなくなっている方へのお答えです。
食べたくて食べたくて、だけどダメだと言われるから我慢している、という方には、
「だけどまだしばらくは、食べればすぐ内臓の炎症が悪化して回復が遅れて、本当に美味しく頂ける日は遠退くだけですから、油ものは控えましょうね。」
そう、お答えするしかありません。
昨日は外ランチに出ました。
わごいちでランチなんていうのは、年に2、3回あるくらいです。
昨日の午後は、施術の予約を控えて明日の協会のイベント準備に当てさせていただいておりました。
イベント実行委員をはじめ、有志の丹足普及活動に力を注ぐお仕事隊の皆さんの、目まぐるしくも緻密で丁寧な準備を受け、わごいち内で最後の準備の仕上げです。
そうして時間を作らないと手が回らないのが現状で、大事な予約枠を半日控えての対応とさせていただきました。ありがとうございます。
その前に英気を養おう!
と、院長先生が外ランチに連れて行ってくださったのです。
行き先はわごいち近くにある絶品中華のお店、Kitchen HARUさん。
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という、私たちがとても大事に思っているお店です。本当に一つ一つを大事に作ってくださっているのが伝わるお料理たちで、それだけで気持ちもおなかも満たされるんです。
それに、何をおいてもお店を作る皆さんのお人柄が本当に素敵なんです。
夜はたまに伺わせていただいてますが、ランチ、だなんて!
店主さんのご厚意で、ランチ時間閉店ギリギリの15時前に入店、下準備前の贅沢ランチ。に、
私!
なんと!!
唐揚げを頂きました!!!
正確には日替わり定食だったチキン南蛮です。
しかもこの大盛り!盛り盛りです。
頂いたのはこの大盛りの内の2つ。2つも!なのか、2つだけ...なのか。
どちらにせよ美味し~く頂きましたよ。白いご飯も残さずペロリと。
ええ!
苦節7年?!唐揚げ美味しく食べられてます。
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だけど実は、院長先生が「昼はHARUさんに行こうか」と提案くださった時、めちゃくちゃ怯みました。
お昼から中華......
しかも一人一個の定食......
普段は玄米ご飯と糠漬けだけで十分満ち足りるお昼ですから、外ランチというだけでなかなか高いハードルで、みっともなくも勝手に構えてしまうのです。
で、「いいですよ、大丈夫です。」なんて返事をしてしまいました。ありがとうございます、でも、嬉しいです、でもなくそんな返事。
なめてるわ~(大反省)
怯んだ時点で負けだな。
中華にHARUさんに、それから一緒に食卓を囲む団欒にも。
食べる前から負けてるのだから、私の消化吸収能力も負けざるを得ません。
わごいちはそんなことも考える余地を持つところです。
お陰さまで、負けずにすみました。
美味しかった!!!
怯まず食べよ、という話では決して決してありませんので、誤解無きようお願いしますね(笑)
お肉であっても油ものであっても、精魂込めてちゃんと作られたお料理を本当に美味しいと頂けるには、健やかで丈夫な心身が必要だということなのでしょう。
唐揚げは今でも大好きです。だけど、普段は食べたいという気持ちになっても、いざ食べるとなると欲しません。ですからほとんど食べることはありません。
それは唐揚げに限らず、お肉料理、油もの全般に言えることで、だけど食べたい!と思うときは大事に選んで頂きます。
そしてそれはとっても贅沢で美味しくて、幸せに包まれます。
夜はちょっと控えて大根おろし蕎麦を。
今朝、胃もたれもないしおなかに堪えてもないし、絶好調です。とは言っても胃炎は感じていますし、ガスが溜まりやすい状態ではあります。
この「おなかに堪えてない」というのも本当に色々。わごいちのお客様でさえそこの自覚加減は曖昧で、調子がいいですとおっしゃるときほど胃の炎症がキツいことが多いです。
難しいけれどそこは徐々に、徐々に徐々に。
何はともあれ、今までで一番美味しいチキン南蛮でした。
ありがとうございました、ご馳走さまでした。
井上紙鳶
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このブログのタイトルにもなってる「たいたいレシピ」への想いを綴っています。是非一度、読んでみてください。
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by wago-ichi
| 2018-10-20 15:27
| 食べ物とおなか